2025年11月22日放送 6:00 - 6:30 NHK総合

NHKニュース おはよう日本

出演者
南利幸 清水敬亮 井上二郎 赤木野々花 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像と出演者の挨拶。

(ニュース)
柏崎刈羽原発の再稼働 新潟県知事 容認表明

東京電力柏崎刈羽原子力発電所について新潟県の花角知事はきのう、再稼働を容認する意向を正式に表明した。判断の理由については国の方針に理解できる、安全性が確認されたことなどを挙げた。今後は自らの判断を県議会に諮った上で国に報告する見通しで地元の同意に関わる手続きが完了し東京電力が目指す6号機の再稼働に目のが立つ形となる。この柏崎刈羽原発の再稼働東京電力は福島第一原発の事故を受けて経営の立て直しを進める中、収支改善の柱と位置づけてきた6号機が再稼働すれば年間の収支はおよそ1000億円改善するとしている。しかし、原発事故に伴う賠償や廃炉などの費用について、政府は23兆4000億円に上るという見通しを明らかにしていて安全対策など設備投資の規模も巨額。再稼働したとしても経営が厳しいことに変わりはなく抜本的に収支を改善させられるか課題は山積している。再稼働を容認する意向の表明を受け新潟県民の中でも意見が別れている。再稼働の是非を県民投票で決めるよう求めてきた市民団体からは「多くの県民が依然として再稼働への不安を表明しているにもかかわらず、このような判断が示されることに大きな怒りと失望を禁じ得ない。ちゃんとした説明ができないんだったら再稼働できないと時期尚早だと最低限そこは表明すべきではないか」などと訴えた。再稼働となれば東京電力の原発としては2011年の事故の後初めてとなる。柏崎刈輪原発で発電された電力は主に首都圏に供給されるため、県内では原発事故のリスクはあるがメリットは少ないという声もある。さらに原発事故を起こした東京電力に厳しい目が注がれる中、再稼働に向けた県民の理解をいかに深めていくか、県だけではなく国や東京電力には原発の安全対策の情報発信や防災対策の構築などの対応が引き続き問われることになる。

自衛官を逮捕 殺人未遂の疑い

きょう未明、殺人未遂の疑いで都内に住む自衛官を逮捕。東京港区赤坂のライブハイスの入口付近で女性が腹部、手を刃物で刺され大けがをした。現場から黒い帽子と作業着を身に着けた男が自転車で逃走したという目撃情報があった。近くの防犯カメラには特徴が似た人物が事件の約2時間半前から周辺をうろつく様子などが写る。警視庁は防犯カメラ映像を解析した結果、容疑者が関わった疑いがあることがわかった。被害者の女性とは知り合いとみられる。容疑者が待ち伏せた疑いもあるとみて詳しいいきさつを調べている。調べに対し容疑者は私はやっていませんと容疑を否認している。

被災者が警察・消防同行で 規制区域立ち入りへ

大分市佐賀関で大規模火災が発生してきょうで5日目。鎮火の見通しは立っていない。市はきょうと明日、希望する被災者を対象に警察と消防が同行する形で規制区域への立ち入りを認めることにしている。大分市はおととい、住宅や山林がある半島部分について、延焼のおそれが無い鎮圧状態になったと発表。鎮火の見通しは立っていない。大分県によると、避難所となっている付近の公民館に69世帯、108人が避難。現場では広い範囲で立ち入り規制が続いている。規制区域への立ち入りについて、避難所から小型バスで移動。安全確認された場所から状況を確認してもらう。住まいを失った被災者に対し公営住宅やホテル、近隣企業の社員寮を2次避難先として提供することを検討している。被災者から自宅の状況などを聞き取り支援につなげたいとしている。漁業が盛んな佐賀関では船の被害はなかったものの釣り具などを扱う工場が被災。

新たな経済対策決定 政府・与党は 野党は

政府は国の一般会計からの支出に減税分なども合わせた規模が21兆3000億円程度となる新たな経済対策を昨日決定した。物価高への対応では、自治体向けの重点支援地方交付金を拡充し、おこめ券などによる食料品支援に使う枠を設けることや、電気・ガス料金への補助を来年1月からの3か月間で標準的な家庭で7000円相当とすることなどを盛り込んだ。高市総理大臣は「強い経済を実現する総合経済対策」と述べた上で「暮らしを守り、強い経済をつくるために戦略的な財政出動を行う」と述べた。一方で国債の増発による財政悪化への懸念が出ていることも念頭に財政の持続可能性を実現しマーケットからの信任を確保すると強調した政府与党は経済対策の裏付けとなる今年度の補正予算案の編成を急ぎ、来月上旬にも国会に提出することにしている。そして、野党の協力も取り付けて速やかな成立を目指す方針。これに対し、野党のうち国民民主党は一定の評価をした上で、賛否は今後検討するとしている。立憲民主党などからは、財政支出の拡大を懸念する声が出ている。野党は今後、国会で行われる予算審議でただしていく方針だ。

定数削減で基本的な考え方“来週以降 野党と協議を”

衆議院議員の定数削減を巡り自民党と日本維新の会は1割を目標として削減し具体的な方法は、1年以内に結論を得るなどとした基本的な考え方をまとめた。削減幅を1割とする根拠を問う声や、進め方が乱暴だという批判が出ている。立憲民主党の野田代表は「民主主義の根幹に変わることなので、中小政党もしっかり含めて合意形成をしていくというのがあるべき姿だと思っている」とコメント。自民・維新両党は今の国会への法案提出に向けて来週以降野党と協議を行い合意形成を図りたい考えだ。

生活保護“引き下げ違法”厚生労働省の方針決定

ことし6月、最高裁判所は厚生労働省が2013年から3年にわたって生活保護の支給額を段階的に引き下げたことについて。専門家の審議を経ないなど判断の過程に誤りがあり違法だとして、引き下げの処分を取り消した。厚生労働省は専門家委員会を設置して対応を検討してきたが違法とされた物価の下落に基づいたデフレ調整については、改定率を再設定する方針を決めた。当時のすべての受給者に対し一般の低所得世帯の消費実態に基づいて、-4.78%だった改定率を-2.146%に再設定し差額を追加給付する、このうち原告については裁判の争いを繰り返さない観点などから特別給付金を加えることで、引き下げ分の全額を支給することを決めた。一方、集団訴訟の原告の弁護団は、緊急声明を出し、減額された分を全額保証しないことについて司法啓示も甚だしいと批判した。

“お寺を身近な存在に”お坊さんバンド

神奈川・横須賀市で現役の僧侶だけのバンドによるコンサートが行われた。作曲とドラムを担当している副住職の永井さんが毎日欠かさないのがお経と座禅。永井さんは寺とのつながりが薄れていることに危機感を感じている。手がかりになると考えたのが音楽の力で、バンドのメンバーは同じ寺で修行した仲間と妻。永井さんが伝えたいのが慈悲の心で、誰にでも分かるような言葉で表現するように工夫した。

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晴れたこの空の下で
(スポーツ)
「ミスタープロ野球」長嶋茂雄さん お別れの会

今年6月に亡くなった長嶋茂雄さんのお別れの会が行われ、多くの人たちがミスタープロ野球との別れを惜しんだ。長嶋さんの数々の思い出が残る東京ドーム。午前に行われた関係者の部には王貞治さん、松井秀喜さんなど親交の深い人をはじめ、各界から多くの人たちが参列した。また大谷翔平はVTRでのメッセージで「野球の存在を世に知らせめてくださった長嶋さんのご功績は計り知れない。長嶋さんと初めて食事をご一緒させていただいた時僕はそのお姿に後光がさしているように見えた」とコメント。午後からの一般の部は長蛇の列ができた。

バドミントン 女子ダブルス 矢ケ部姉妹金

デフリンピックの女子ダブルス決勝に矢ケ部紋可と真衣ペアが登場。姉妹の息のあった連携が持ち味。流れが悪い時こそコミュニケーションを忘れない。ストレート勝ちで金メダルを獲得。真衣選手は姉の状態がよくてことばをかけてくれた。いい流れに乗ることができた。紋可選手は最後まで私を信じてついてきてくれてうれしいと述べる。

きょう 天皇杯 決勝

天皇杯決勝の番組宣伝。

(経済情報)
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