2026年8月1日放送 6:00 - 6:30 NHK総合

NHKニュース おはよう日本
熊本地震 いま求められる支援は

出演者
南利幸 清水敬亮 井上二郎 赤木野々花 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
熊本 きょうも猛暑日に 断水の影響続く

先月、最大震度7を観測した熊本県では、復旧に向けた作業が続く中、今日も各地で35℃以上の猛暑日が予想されている。日中の最高気温は、甲佐町で36.3度、熊本市や八代市では35.7度となっている。熊本県ではきょうの日中最高気温が、熊本市や人吉市で37度ときのうよりも高くなると予想されている。エアコンを使用し、こまめに水分や塩分を補給するほか、屋外での長時間の行動を避けるなどの熱中症対策を徹底してほしい。

この暑さの中、大きな課題となっているのが水の確保をどうするか。10年前の熊本地震をきっかけに発足されたくまもと災害ボランティア団体ネットワークでは、「被災者に入浴サービスを提供するための水の確保が難しい自治体がある」、「児童養護施設で子どもの飲水があと1日半しか残っていない」など断水の影響の報告が相次いでいる。断水は、きのう午後2時の時点で八代市で約2万5000戸、宇城市で約1万7800戸など計約7万9100戸で、多くの地域で解消の見通しが立っておらず、医療機関にも影響が及んでいる。八代北部地域医療センターでは、熱中症増加により患者で逼迫し、人手が回らないため、院内で手術ができず別の医療機関に搬送したり、薬の入荷が不安定なため一度の処方する薬の量を減らすなどしている。

被災地支援 各地に広がる

被災地支援が各地に広がっている。きのう、鳥取・米子市では、断水が続く熊本を支援するべく、給水車が出発した。長野・佐久市でも周辺の自治体と合同で飲料水やおむつなどを八代市に送った。沖縄・那覇市や三重・津市で避難所の運営などにあたる自治体職員の派遣も行われる。能登半島地震の際に氷川町から支援を受けた能登町は、トイレカーを派遣している。政府は、熊本県町に設けた現地災害対策本部を通じて対応にあたっており、夜間の暑さを避けようと車中泊をしている人が多いとして、車内の冷房が使えなくなる事態を避けるため、ガソリンの供給を強化やガソリンスタンドの営業再開に向けて必要な措置を講じるとしている。また、被災地の外にあるホテルや旅館の空室活用など、猛暑での避難環境の改善を進めている。政府はきょうも、非常災害対策本部で被災地の状況確認をするほか、高市首相の現地訪問も検討している。

命を守る知恵

給水車が来ても水を入れる容器がなかった際は大きめのゴミ袋を使用すると良い。袋は2重にし、口をしっかり縛り、リュックなどに入れると持ち運びがしやすくなる。しかしもらった水もゴミ袋に入れたままだと不便だという時は、空のペットボトルを用意し、下の方に小さめの穴を開けて指で穴を押さえながら水を入れ、キャップを締める。キャップを緩めると穴から水が出てきて、締めると水が止まり、水道のように使うことが出来る。

避難所で長時間床に座り続けると体調不良に繋がるため、避難所で支援物資などが入っている段ボールを利用した椅子の作り方を紹介する。あらかじめ組み立てられている段ボールの長い方の蓋を切り、真ん中を内側に折り曲げて紐で縛り、蓋を閉じてガムテープで止めると完成する。

西・東日本で危険な暑さ予想 熱中症対策を

気象庁によると、きょうも西日本と東日本では気温が上がり、都城や京都、山口、十津川村風屋では39度が予想されている。熱中症の危険度が極めて高まる熱中症警戒アラートは関東から九州にかけての28都府県に発表されている。エアコンを使用し、水分や塩分をこまめに補給するほか、屋外での外出を控えるなどの徹底した対策が必要。一方、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東北には発達した雨雲が流れ込んでいる。これまでの雨で山形県には、レベル4の土砂災害危険警報が出されている。東北ではあすにかけて大気の不安定な状況が続き、雷を伴って激しい雨が降り、大雨となるところがある見込み。あす朝までの24時間に降る雨の量は、多いところで東北では120ミリと予想されている。気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、落雷などに注意が必要と呼びかけている。

患者死亡の再生医療クリニックに改善命令

ことし3月、自由診療の再生医療を受けていた外国籍の女性が死亡した東京・中央区の銀座クリニックで、細胞加工の委託事業者を通じて韓国のグループから患者に投与する細胞数などが指定されたリストの提供を受け、そのリストに従って処置を行っていたことが厚生労働省の調査で分かった。第三者が主導して再生医療を提供することが常態化し、利益の大部分も韓国のグループなどが受け取っていたことや、国に届け出た計画から逸脱した再生医療を行っていたなど複数の法律違反が確認され、厚生労働省はきのう、クリニック側に改善命令を出し、第三者による影響力を排除することなどを求めた。一方、患者の死亡原因については引き続き調査している。また、大阪・泉佐野市にある大阪ベテスダクリニックの管理者の対しても、同様の管理体制だった他、再生医療の提供後に体調不良で入院が必要となった患者を報告しなかったなどとして改善命令を出した。

(スポーツ)
菊池小巻 地元熊本への思い語る

熊本市出身のフェンシングの菊池小巻選手は、先月30日に香港で行われた世界選手権女子フルーレ団体で日本2大会ぶりの銅メダル獲得に貢献した。高校まで熊本で育った菊池選手は「いい報告をすることで熊本に勇気を与えられたら」と故郷への思いを語った。

審判のなり手不足が課題

今月5日に開幕する夏の全国高校野球では、初めて女性が審判を務める。審判は今、全国的になり手不足に直面しており、今年6月に大阪で開かれた審判の講習会では、大学生や女性も参加していた。大阪の大学生、端村七聖さんは、地元の徳島大会の運営のために元野球部員として応援に駆けつけた。高校野球の審判は原則ボランティアで、防具や服も自己負担する必要があり、試合開始の1時間半前に球場に訪れ、メンバー表の確認や道具の点検などもする。端村さんはこの夏、大阪と徳島を3往復しながら6試合を担当している。徳島県では、ほとんどの審判が仕事と掛け持ちし、大会には休暇を取って参加しているが、人数はここ10年でおよそ3分の1にまで減っている。こうした中で行われた講習会では、参加した大学1年生の2人に期待が寄せられている。NHKでは夏の甲子園をテレビやラジオでの中継とともに決勝までの全ての試合をインターネットサービスNHKONEで同時見逃し配信する。

(ニュース)
辺野古沖転覆事故 調査結果を公表

今年3月、京都府にある同志社国際高校の生徒たちが乗った船が沖縄県名護市辺野古の沖合で転覆し、女子生徒など2人が死亡した事故を受けて、高校を運営する学校法人同志社はきのう、第三者による特別調査委員会の調査結果を公表した。報告書では“学校の安全管理体制の不備が事故の最大の原因”とし、“原因の根底には生徒の身体、生命の安全確保のための「想像力の欠如」がある”としている。

栃木強盗殺人事件 少年4人全員起訴

栃木県上三川町の住宅で親子3人が強盗に襲われ死傷した事件。実行役として逮捕された相模原市の16歳と17歳の男子高校生2人について、検察はきのう、強盗殺人などの罪で起訴した。これで実行役とみられる少年4人は全員が起訴され、今後、成人と同じように刑事裁判を受けることになる。検察は認否を明らかにしていないが、捜査関係者によると、捜査段階の調べに対し、4人のうち複数が“『人がいたら殺せ』と事件前に指示を受けていた”と供述していたという。

住宅ローン固定金利引き上げ

長期金利の上昇傾向が続く中、大手銀行は8月から適用する住宅ローンの固定金利を引き上げることを決めた。10年固定で最も優遇する場合の住宅ローン金利は、みずほ銀行が3.35%、三菱UFJ銀行が3.59%、三井住友銀行が3.65%とする。また、りそな銀行が3.795%、三井住友信託銀行が4.105%とする。一方、利用者の多い変動型の金利については、5行とも据え置いた。

「国家情報会議」の初会合

治安や安全保障に関する情報の収集・分析にあたるインテリジェンス機能の司令塔となる国家情報局がきのう設置された。政府は高市首相を議長に関係閣僚で構成する「国家情報会議」の初会合を開いた。「スパイ防止関連法案」の検討を進めるなどを確認したものとみられる。

ふるさと納税 寄付額過去最高

ふるさと納税の昨年度の総額は約1兆3,314億円で前の年度から6年連続で過去最高を更新した。また、去年1年間にふるさと納税を利用して今年度の住民税の控除を受ける人は前年度比70万人増え、最多になった。寄付額が最も多い自治体は大阪・泉佐野市で230億3,900万円だった。

経済情報

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(気象情報)
全国の天気予報

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関東甲信越の天気予報

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