- 出演者
- 瀧川剛史 和久田麻由子 今井翔馬 晴山紋音
オープニング映像。
1989年につけた日経平均株価の最高値をきょう更新した。取引は冒頭から値上がりして始まった。午前中には終値としての最高値を超えた。午後の取引が始まると取引時間中の史上最高値を上回り終値は3万9098円68銭となった。
バブル絶頂期の1989年、1年の取引を締めくくる12月29日に日経平均株価は最高値となる3万8957円44銭をつけた。この日は3万8915円87銭で取引を終え、終値としての最高値となっていた。その後、バブルが崩壊し金融機関が相次いで経営破綻し金融危機となった。リーマンショック後の2008年10月にはバブル崩壊後の最安値を更新した。流れが代わったのがアベノミクスである。当時の日銀黒田総裁が大規模な金融緩和を打ち出した。海外の投資家を中心に日本株を動きが強まり株高が進んだ。新型コロナの感染拡大で値を下げる場面もあったが金融緩和策を強化したことから2021年2月には3万円台に到達した。株価上昇はアメリカの株高や日本企業の好調な業績など要因が指摘されている。海外では株価が大きく上昇している。韓国の株価の指数は3倍近くになっている。アメリカのダウ平均株価は約14倍上昇している。
世界の企業の時価総額を34年前と比較すると、当時上位10社に7社が含まれていたが今は存在感が低下している。去年10月から12月のGDP成長率は2期連続でマイナスとなっている。
衆議院予算委員会に出席した植田総裁はデフレかインフレのどちらかと問われインフレ状態だとした。企業の賃金設定行動も従来より積極的な動きが見られ、物価も緩やかに向上する好循環になるとした。先月にはデフレの状況とはかなり遠いところという認識を強めていたが今回はインフレの状態と踏み込んだ。日銀は2%の安定的な物価上昇が見通せればマイナス金利政策を含む大規模金融緩和を転換する方針である。
全国の天気予報を伝えた。
エンディングトーク。和久田麻由子は「東京の明日の最高気温が5℃ですか?」とコメントした。晴山紋音は「今日より低くなる予想だ。」等とコメントした。