- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 山内泉 向笠康二郎
オープニング映像。
新型ロケット「H3」が計画通り飛行し、目標の軌道に到達した。JAXA開発責任者の岡田匡史さんは、ようやくH3がおぎゃーと産声をあげることができたと話した。午前9時22分すぎに打ち上げられたH3 2号機。約16分後には目標の軌道に到達。その後計画どおりに飛行し打ち上げは成功した。H3の開発は国家プロジェクトとして10年前にスタート。世界的な商業衛星の需要の高まりを受けたロケット開発の激化が背景にあった。近年、アメリカ、中国、ロシアなどが続々を打ち上げを成功させている。H3の目標はH2A比でパワーを増強する一方で打ち上げコストを半分程度に。各国が熾烈な競争を続ける中で切り札と期待されていたが去年3月に打ち上げられた初号機は2段目のエンジンに着火せず失敗。岡田匡史さんは、笑いながらないていた、多くのメンバーに支えられてここまで来て、そのメンバーが座っていたが全員同じ気持ちだったと思う、などと話した。H3はこの後2032年までに少なくとも22回の打ち上げが計画されている。笹川平和財団の角南篤理事長は、コスト面、打ち上げの柔軟性、顧客のニーズに合ったサービスを考えると課題がたくさんある、などと述べていた。
野党側は自民党の聞き取り対象になった安倍派・二階派の衆院議員51人全員に政治倫理審査会に出席させるよう求めている。自民党は新年度予算案の年度内に成立は譲れないとして開催に応じる方向で調整にはいった。自民の小渕選対委員長は国会では審査会開催に向けて検討が進んでいると述べた上で「自民党が野党に転落したときと同様と言ってもいいほど厳しい目、批判を貰っている」などと述べた。立憲民主党の泉代表は早急に審査会の開催を求め、予算案審議への影響について、当然影響する、岸田首相も審査会の開催を急ぐことに協力してもらいたいと述べた。
東京・千代田区で開かれたいしかわ伝統工芸フェアを森下絵理香が取材。珠洲焼作家の中島大河さんは、元日の地震で2つの工房は大きく壊れた。この内一つは去年5月の地震の後、引き継いで再建を進めていた。お客さんには被災の状況をありのままに伝えていた。多くの工房が被害を受けた珠洲焼。中島さんは、今後のメドについて「ないですけど『やめない』ということだけ 絶対やめない自分は ただそれだけ」だと話していた。
急がれる被災地への支援。ただ課題となっているのが道路の復旧。能登地方に繋がる主要な道路で通行止めや規制が続いている。さらに珠洲市では道路の被害の調査が行われている段階。全容がつかめておらず復旧の見通しがたっていないという。珠洲市の泉谷満寿裕市長は、何箇所か今すぐ答えられないほど甚大な被害が生じている、本復旧に至るまではもうしばらく時間がかかると述べた。背景にあるのが復旧にあたる建設会社社員被災での人手不足。会社は様々な工夫で働き手を確保しようとしている。珠洲市の建設会社は近くに仮設住宅建設を決めた。社員は安心して仕事に打ち込める、少しでも今の会社で仕事することが珠洲市の復興に繋がる一部になれば、と話した。また人手不足の会社同士が手を組むケースもあり、主に道路の舗装を行う建設会社の用平定光工事部長は、人が足りないということで近くの会社なので一緒にやっていこう、少しでも復旧を早くして事故のない道路になるよう心がける、と話した。またボランティアについて珠洲市ではキャンプ場にテントを張って宿泊場所を確保。輪島市では地元のNPOが倉庫だった建物を宿泊先として提供し、活動の幅が広がっているという。
今日午後、陸上自衛隊のヘリコプターに乗り込んだのは、沖縄県を訪れている木原防衛相で、代執行に伴う工事を進める名護市辺野古沖を視察した。この後、米軍基地を抱える市町村長と会談し、普天間基地の移設を進めるなど米軍施設の返還計画を着実に実行していく考えを示した。夕方、木原防衛相は沖縄県の玉城知事と会談。意見の隔たりは埋まらなかったが、対話を継続していくことでは一致した。木原防衛相は、普天間飛行場の危険性除去、一日も早い返還という点で知事とは思いを一つにできると実感したと述べた。
今年はアメリカ大統領選挙など世界情勢に大きな影響を与える選挙が相次ぐ。こうした中、AI大手など20社は16日に協定を結んだことを連名で発表した。協定ではAI生成の偽コンテンツの拡散は、人々を騙すことで選挙プロセスの公正さを危険にさらしてしまう、などと指摘している。協定ではAIg生成した偽動画・音声を利用者が識別できる技術開発などに取り組むとしている。アメリカの一部の州では先月、AIを利用したとみられるバイデン大統領に似た音声で予備選挙で投票しないよう住民に呼びかける電話がかけられていたことが問題となるなど、偽の情報の拡散をいかに防ぐかが大きな課題となっている。
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ガザ地区の最も南にあり避難先として140万人以上が身を寄せるラファ。そのラファへの地上作戦を巡って、イスラエルのガラント国防相は徹底的に計画を進めていると述べた。米・バイデン大統領は人質解放のため一時的な停戦が必要だ、述べるとともにイスラエルが大規模な地上侵攻をしないことを望んでいると強調し、イスラエル側を牽制する姿勢を示した。しかし、イスラエル軍はラファへの空爆を続け地上作戦を強行する姿勢を崩していない。
アリゾナ州グレンデールで16日、ドジャースの大谷翔平選手は、26スイング中13本のフェンス超えを放った。ロバーツ監督は、予定より早い段階にいる、開幕戦に向け準備してもらうと話した。
アリゾナ州ピオリアで16日、パドレスのダルビッシュ有は、実戦に近い形の投球でバッターと対戦していた。ダルビッシュ有当主は、無事に痛いところもなく30球ぐらい投げられたのでそれはよかった、等と話していた。
国立競技場で行われたスーパーカップ ヴィッセル神戸×川崎フロンターレの試合、後半3分にフロンターレ新加入のファンウェルメスケルケン際が先制ゴールを決め、1-0で勝利した川崎フロンターレが3年ぶり3回目の優勝となった。
全国の天気予報を伝えた。
エンディングの挨拶。