- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 晴山紋音
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶した。
米国大統領選挙。米国民主党の全国党大会最終日。ハリス副大統領が強調したのは、力強い中間層。米国の未来には欠かせないとしている。中東情勢を巡っては、イスラエルの自衛権を支持する考えを強調した一方で、停戦の実現に尽力していると強調した。トランプ前大統領については「ホワイトハウスに戻すと極めて深刻な結果を招く」とコメント。およそ40分にわたった演説。「私たちは世界の歴史上もっとも偉大な民主主義の継承者だ」と締めくくった。米国民主党の全国党大会最終日、トランプ前大統領はSNSで繰り返し演説内容を批判した。ハリス氏の外交手腕に疑問を呈するような投稿。また、「今すぐ演説をやめて、ワシントンに戻り、国境封鎖など、文句を言うだけでできていないことをやるべきだ」などと投稿した。そしてメキシコとの国境地帯に姿を見せ自身が大統領に返り咲いた場合には、国境管理を強化すると強調した。
アメリカ・シカゴから中継。ハリス氏のリーダー像について西河篤俊が解説。自分は移民の子どもであること、労働者層が暮らす地域で育ったこと、個人的なエピソードに多くの時間を割いていた。その上で、中間層への支援を前面に押し出して、自由を守り、すべての国民に寄り添う大統領というリーダー像をアピール。また、トランプ氏については、米国を過去に後退させる存在だとして批判。一方で、自分自身については、未来を切り開く存在として対比を強調し、理念や理想を語っていたのが印象的だった。一方、政策については、まさに現在、米国が抱える課題、経済政策や移民政策、中東政策などに幅広く触れていたが、具体性に欠け、ハリスカラーはあまり感じられなかった。ポイントは無党派層に支持を広げられるかどうか。今回の党大会では、歴代の大統領や著名人が次々と登壇して盛り上がりを見せていた。ハリス氏の下での党の結束を大々的に演出するという意味では成功したといえる。会場の外では民主党政権の中東政策に対する抗議デモが連日行われるなどしており、結束ムードにほころびも見えた。ハリス氏としては、この会場にはいなかった人たち、とりわけ選挙戦の行方を左右する激戦州の無党派層を取り込むことが重要となる。ポイントとなるのは、トランプ氏との初めての直接対決となる、来月10日のテレビ討論会。
自民党総裁選挙。石破元幹事長は、あす、地元の鳥取で5回目の立候補を表明するのを前に、記者団の取材に応じた。来週30日に立候補を表明する小泉進次郎氏は、能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市を視察した。立候補を表明した小林鷹之氏は、党の日グローバルサウス連携本部の本部長を務めていることから、日本を訪れているエジプトの外相と会談した。齋藤経済産業大臣は記者団に対し、総裁選挙に立候補したいという意向を示した。来週にも立候補を表明する方向で調整している林官房長官は、地元、山口県の村岡知事らと面会した。これに先立って、旧岸田派を中心とした議員と会合を開き、掲げる政策の内容などを巡って意見を交わした。立候補に意欲をにじませている茂木幹事長は、旧茂木派の中堅若手の議員らと会談。総裁選挙に出馬すべきだと強い要請を受けたと明らかにした。こうした中、青山繁晴参議院議員は記者会見し、立候補したいという意向を示した。一方、立候補に必要な推薦人の確保状況を問われたのに対し、主権者に選ばれた自民党の議員を最後まで信じるだけだと述べた。
立憲民主党代表選挙。野田元総理大臣は、日本維新の会が開いた政治改革をテーマにした勉強会に、講師として招かれた。野田氏はこれまで、立候補の要請に熟慮するとして、みずからに近い議員らと意見を交わすなどして詰めの調整を進めてきたが、立候補する方向で調整に入った。今後、具体的な表明の時期を検討することにしている。一方、すでに立候補を表明している枝野前代表は、党の最大の支援組織、連合の芳野会長と会談し、立候補について報告した。また、代表選挙に立候補する意向を固めている泉代表は、定例の記者会見に臨み、推薦人の確保などの準備を進めていると明らかにした。
東京電力・福島第一原発にたまる処理水の海への放出が始まってあすで1年となる。去年8月24日に始まった福島第一原子力発電所にたまる処理水を基準を下回る濃度に薄めたうえでの海への放出。放出前の去年8月の処理水の量は、134万5072トン。先月16日までに合わせて7回、5万4734トンが放出された。一方で、処理水のもととなる汚染水が1日90トンのペースで発生し、今月15日時点の処理水は1年前よりおよそ3万5000トン減った。放出は30年程度続くと見られている。処理水の海への放出に反発し、中国や香港は、日本産水産物の輸入停止措置を取った。その結果、去年9月からことし6月までの水産物の輸出額は前の年の同じ期間に比べて16.9%減り、特にホタテの中国への輸出額は去年6月までの半年間は214億円だったが、ことしはゼロ。全漁連・坂本会長はきょう、齋藤経済産業大臣に中国の輸入停止措置の撤廃に向けて取り組むよう求めた。 影響の長期化が懸念される処理水の放出。福島の漁業者は、水産物の安全性を伝えるイベントの開催などに力を入れている。
日銀・植田総裁はきょう、衆議院と参議院で閉会中審査に出席し、今月、記録的な株価の乱高下などに見舞われた金融市場について、今後も緊張感を持って市場の動向を注視していく考えを示した。また、追加の利上げを決めた直後の会見で、植田総裁がさらなる利上げの可能性に言及したことと、内田副総裁が講演で、「金融資本市場が不安定な状況で利上げをすることはない」と述べたこととの整合性について「金融政策運営の考え方について私と副総裁の間で違いはない」と述べた。
家庭で消費するモノやサービスの値動きを見る先月の消費者物価指数は、天候による変動が大きい生鮮食品を除いた指数が、去年の同じ月より2.7%上昇した。上昇率は前の月から0.1ポイント拡大した。これは、政府が続けてきた電気ガス料金の補助金がいったん終了したことなどが要因で、電気代は去年の同じ月から22.3%、都市ガス代は10.8%上昇した。
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夏の全国高校野球決勝で京都国際が初優勝を果たした。関東第一は堅い守備が光った。京都国際・中崎琉生はコントロールが抜群だった。夏の決勝では18年ぶりの延長へ。京都国際・西村一毅の代打で満塁とチャンスを広げた。続く金本祐伍が押し出しの四球で先制した。京都国際・藤本陽毅主将は「本当に言葉が出てこないです」などとコメントした。
気象情報を伝えた。
高井さんは「周りでも体調崩す人多いですね」、森下さんは「私も風邪ひきました」などと話した。
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