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- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像。
台風に早めに備えるため、気象庁が発表する情報を社会のニーズに合わせて見直そうという、専門家などによる検討会が、きょうから始まった。米国の国立ハリケーンセンターは、7日先までの発生予想を公開している。一方、気象庁は現状では台風発生の24時間前からの情報提供となっている。検討会では、1か月前から情報があれば、旅行者などには役立ち、計画運休の影響が少なくなるのではないかといった意見が出たという。今後、情報提供の前倒しや台風の特徴を細かく伝えることなども含めた発信の在り方の議論を重ね、来年6月ごろをめどに、最終案を取りまとめる予定。
ことしの夏は猛暑に台風、天気に翻弄された夏だった。各地で相次いだ突然の雷雨、台風の影響も長引き、巨大地震に対する不安も募った。連日の猛暑で体に蓄積されたダメージ。その影響が体に表れ始めるのが、今の時期。残暑バテの主な症状としては、食欲が落ちる、便通が悪くなるなどの胃腸障害や、眠れないなどの睡眠障害などがあり、免疫が下がって、感染症などの病気にかかりやすくなる可能性があるという。今後も暑さは続きそうで、この週末にかけて、各地で35度以上の猛暑日。その後も平年よりかなり気温が高くなると予想されている。専門家は、日中の暑い時間帯は引き続き、熱中症に警戒しながら、朝晩など、涼しくなったときには、必要以上にエアコンをかけない、冷たいものをとりすぎないなど、時間帯によって対策を変えることが重要だと指摘する。
自民党総裁選挙。茂木幹事長が立候補を表明した。茂木敏充氏は、衆議院栃木5区選出の当選10回。総裁選挙には初めての挑戦。安倍内閣では経済産業大臣や経済再生担当大臣、外務大臣を歴任した。政治とカネの問題を巡っては「2度と同じ問題を起こさない」とした。その上で、幹事長としての責任については「反省の思いも強く持っており、幹事長として政権を支え切れなかったという指摘があるなら、謙虚に受け止めたい」と述べた。また重点政策の1つとして、経済政策を掲げた。岸田政権の下で決まった、防衛力の抜本的強化のための増税と、少子化対策の強化のための支援金の保険料の追加負担、それぞれ1兆円を停止するとしている。
自民党総裁選挙で争点の一つになると見られる経済政策。石破元幹事長は「デフレスパイラルを止める。物価を抑制する方策も考えるが賃金が上がっていくことが大事」。地域おこしのため、郵便局の敷地内で干し芋を生産する取り組みを視察した河野デジタル大臣は「国内の投資機会をしっかり作っていかなければならない」。小林鷹之氏は社会保障について、新たな会議を立ち上げて議論したいという考えを示した。また、林官房長官は、茂木幹事長が防衛力の強化に向けた増税や、少子化対策強化のための追加負担を停止する考えを示したことについて「政府としてはこれらの措置や防衛力の抜本的な強化や子ども子育て政策の抜本的な強化を実現するうえで必要なものと考えている」。一方、あさって立候補を表明する小泉進次郎氏は、スタートアップ企業の交流事業などを手がける会社を訪れた。「スタートアップ企業の株式に対する課税免除も検討し日本の経済成長のけん引役として位置付ける」とコメント。
立憲民主党代表選挙。代表選挙に立候補を表明している枝野前代表は政治とカネの問題を巡って「具体的に何をやるか党として明確に示している。ゼロ回答で自民党が生まれ変わったなんてことはあり得ない」。同じく立候補を表明している野田元総理大臣は「他の野党と連携し改めて政治資金の抜本的な改正の法案を提出し実現する」とコメント。
立憲民主党の代表選挙。立候補を目指す泉代表と衆議院当選1回の吉田晴美氏は、きょう午前、議員会館の泉氏の事務所で、およそ20分間会談。吉田氏が立候補に向けた取り組みを進めていると説明したという。また両氏は、推薦人の確保状況を含め、党内の情勢についても意見を交わしたものと見られる。さらに吉田氏はきょう夕方、同じく立候補を目指す江田元代表代行とも、およそ20分間会談した。こうした中、菅直人元総理大臣が会長を務めるグループが会合を開催。グループに所属し、菅氏が代表に適任だとしていた西村智奈美代表代行が、泉代表の下で党幹部を務めてきたとして、立候補しない考えを示した。そしてグループとして特定の候補者を支援せず、自主投票とする方針を確認した。
バスやタクシーなど、移動手段の確保が難しい交通空白地と呼ばれる地域の解消に向けて、国土交通省は、タクシー会社が運営主体となる日本版ライドシェアの運用を見直し、年内にすべての都道府県に導入することを目指すことになった。交通空白地とは、バス停や駅に徒歩で行くのが困難だったり、タクシーを呼んでも30分以上かかったりする地域で、国土交通省はきょう、こうした地域の解消に向けた対策会議を開いた。会議では、ことし4月にスタートしたタクシー会社が運営主体となる日本版ライドシェアについて、運行が始まっていない地方での普及を促すため、運用を見直す方針が示された。具体的には原則、配車アプリで予約して、事前に目的地や運賃を確定させるという現在のルールを見直して、アプリが普及していない地域向けに、電話など別の利用方法を案内するガイドラインを策定するとしている。また、地方では運行時間を金曜と土曜の午後4時から翌日の午前5時までとし、タクシーの稼働台数にも上限が設けられているが、この要件を緩和するとしている。
サッカー日本代表。北中米で開催されるワールドカップの出場権をかけたアジア最終予選。あすの相手、中国は格下だが、日本は過去2回の最終予選では初戦を落としている。8大会連続の本大会へ、鬼門の一戦に臨む。キャプテン・遠藤航選手は「非常に楽しみにしている。チーム一丸となって頑張っていきたい」、森保一監「チームとしての最大限のコンディションでパフォーマンスできるように」とコメントした。
全国の気象情報を伝えた。
残暑バテについて、エアコンは適切につかい、身体は冷やしすぎない、バランスに注意して過ごしましょうと話した。