- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とオープニングの挨拶。
暖かく湿った空気などの影響で、雨雲が発達した関東甲信。千葉県市原市では、1時間に85ミリの雨が降り、アンダーパスが冠水して、水につかった車が動けなくなった。先日の台風10号による大雨で相次いだ、車が水につかる被害。少なくとも九州から関東の6つの県で同じような事例があった。これらの現場をハザードマップに重ねると、すべて浸水リスクが指摘された地域だった。ハザードマップを確認して、事前に移動させることが対策の鍵。車を守る特殊なシートも開発されている。地面に敷いたシートで、下の部分を覆って、上からもかぶせる。水位が上がると、車が浮くのでバンドで固定しておくという。仮に水没した場合、火災や電気自動車の感電に注意。さらに気になるのが補償。日本損害保険協会によると台風などによる水没は、多くの車両保険で補償されるが、契約の内容によっては、補償に含まれないおそれもある。大気が不安定な状態は、関東甲信ではあすにかけて続く見込み。土砂災害に警戒し、低い土地の浸水や急な川の増水などに、引き続き十分注意。
自民党総裁選。きょう林官房長官が立候補を表明した。林芳正氏は、衆議院山口3区選出の63歳。総裁選挙には2回目の挑戦となる。これまで防衛大臣や農林水産大臣、外務大臣などを歴任。旧岸田派ではナンバー2の座長を務めた。政治とカネの問題については「全力で党の信頼回復に努めるとともに」とコメント。政策については、3つの安心をキーワードに、人口減少対策や、地震や豪雨への備え、地政学的なリスクを踏まえたうえでの外交安全保障政策に取り組むと説明した。
自民党総裁選。あす表明する茂木幹事長は「経済の再生、地方の活力アップ、特にこの2つに力点を置きたい」。6日に表明する小泉進次郎氏は、特別養護老人ホームを訪れ、入所者や職員と意見を交わした。「総理総裁になった暁には介護職員の待遇改善にもつなげていきたい」。9日に立候補を表明する高市経済安全保障担当大臣は、閣議のあとの記者会見で「大臣としての公務はしっかりと進めていく」。上川外務大臣は推薦人の確保状況について、めどが立ってきたと述べたうえで「今動いている活動そのものが自民党が新しく変わることをある意味で象徴するようなことでは」。一方、すでに立候補を表明している議員のうち、石破元幹事長は、党所属議員の事務所を回ってあいさつを行った。子育て支援施設を視察した河野デジタル大臣。子育て支援策については「デジタル(活用)で両親の負担を軽減できるものはある」。小林鷹之氏は、麻生副総裁と会談し、立候補することを報告した。麻生氏はこれまで、麻生派所属の河野について応援していきたいと述べている。こうした中、派閥を巡っては、5人の総理大臣を輩出した宏池会、岸田派がきょう、総務省に正式に解散を届け出た。派閥の政治資金パーティーを巡る問題で、正式に解散を届け出たのは、旧森山派に続いて2例目。
立憲民主党代表選挙。小沢一郎衆議院議員は、野田元総理大臣と会談し、みずからを中心とするグループが野田を支援すると伝えた。立候補を表明している野田元総理大臣は、きょう、小沢一郎衆議院議員と会談。小沢氏は、ほかの野党と連携して政権交代を実現する考えが一致しているとして、みずからを中心とするグループが野田氏を支援すると伝えた。野田氏と小沢氏は、かつて野田政権が進めた消費税率の引き上げを巡り、対立した経緯があるが、小沢氏は、「過去のことを言っていてはいつまでたっても党内はまとまらない。それを乗り越えて国民のための政治を実現する。大義に結集することが大事」、野田氏は「大変ありがたいこと」とコメント。枝野前代表は、支援する議員や秘書らの打ち合わせの会合に出席し、協力を求めた。また、テレビ朝日の番組「大下容子ワイド!スクランブル」に出演し、ほかの野党との連携について、各地の実情に応じた連携を模索する姿勢を重ねて示した。一方、再選を目指す泉代表は推薦人の確保に向けた取り組みを続けているが、きょうは党の選挙管理委員会に提出する動画の撮影の様子を公開した。泉氏のほか、江田元代表代行と吉田晴美衆議院議員も立候補に意欲を示す中、党内では3人全員が立候補にこぎ着けるのは難しいという見方があり、互いに動向を探り合う状況となっている。
パリパラリンピックで日本代表アメリカに勝利して金メダルを獲得した。車いすラグビー日本代表の練習拠点の1つが東京・品川区のスポーツ施設「日本財団パラアリーナ」。多くのパラスポーツが練習場所の確保という課題を抱える中、2018年に開設された。およそ10のパラスポーツに対応している。ロッカーやシャワーなどは、バリアフリーで設計。トレーニング用の機材なども充実している。東京大会前に整備されたことで練習環境は徐々に改善。車いすラグビーの金メダル獲得で、パラスポーツへの理解が深まり、多くの人がスポーツを楽しむ環境の整備が進むと期待される。
岸田総理大臣は、去年再開した日韓両国の首脳間の相互往来、シャトル外交の一環として、今月6日と7日の2日間の日程で、韓国・ソウルを訪れ、ユンソンニョル大統領と首脳会談を行うことになった。来年で日韓国交正常化から60周年となるのを見据え、安全保障、経済、人的交流といった、幅広い分野でのさらなる連携強化を巡って、意見が交わされる見通し。
政府は物価高騰対策として、電気ガス料金への補助を8月の使用分から3か月間、追加で実施するほか、ガソリン価格を抑えるための補助金も年内に限って継続することにしている。この対策にかかる追加の費用として、政府は、今年度予算の物価高騰対策の予備費から9891億円を支出することを3日の閣議で決めた。
厚生労働省のまとめによると、病気やけがの治療のため、全国の医療機関に支払われた昨年度令和5年度の医療費は、概算で47兆3000億円となり、3年連続で過去最高を更新した。国民1人当たりの医療費は38万円で、前の年度より1万2000円増えた。厚生労働省は、新型コロナに関連する医療費が減ったものの、高齢化の進展などが影響していると分析している。
- キーワード
- SARSコロナウイルス2厚生労働省
鹿児島県奄美大島で駆除が進められてきた特定外来生物のマングースについて環境省が根絶を宣言。マングースはハブを減らすため、45年前に持ち込まれたが、国の特別天然記念物のアマミノクロウサギなどの希少な野生動物が襲われる被害が相次いだ。奄美大島のように、広い範囲にマングースが定着したあと、根絶に成功するのは、世界的にも珍しいという。
パリパラリンピック。陸上男子1500メートル視覚障害のクラスに唐澤剣也選手が出場し、4位となった。アジア記録を更新し、充実感をにじませた。「4分間楽しみながら走った」とコメントした。
ドジャース・大谷翔平選手は1試合3盗塁をマークし、今シーズンの盗塁の数を46に伸ばした。試合はドジャース11−6ダイヤモンドバックスとなった。大谷選手は「1試合でも多くしっかりと出ればチャンスがあるのでは」とコメントした。
全国の気象情報、台風11号の動きを伝えた。
- キーワード
- 台風11号
ハザードマップなどで前もってご近所の危険を知っておくといいと話した。