立憲民主党代表選挙。小沢一郎衆議院議員は、野田元総理大臣と会談し、みずからを中心とするグループが野田を支援すると伝えた。立候補を表明している野田元総理大臣は、きょう、小沢一郎衆議院議員と会談。小沢氏は、ほかの野党と連携して政権交代を実現する考えが一致しているとして、みずからを中心とするグループが野田氏を支援すると伝えた。野田氏と小沢氏は、かつて野田政権が進めた消費税率の引き上げを巡り、対立した経緯があるが、小沢氏は、「過去のことを言っていてはいつまでたっても党内はまとまらない。それを乗り越えて国民のための政治を実現する。大義に結集することが大事」、野田氏は「大変ありがたいこと」とコメント。枝野前代表は、支援する議員や秘書らの打ち合わせの会合に出席し、協力を求めた。また、テレビ朝日の番組「大下容子ワイド!スクランブル」に出演し、ほかの野党との連携について、各地の実情に応じた連携を模索する姿勢を重ねて示した。一方、再選を目指す泉代表は推薦人の確保に向けた取り組みを続けているが、きょうは党の選挙管理委員会に提出する動画の撮影の様子を公開した。泉氏のほか、江田元代表代行と吉田晴美衆議院議員も立候補に意欲を示す中、党内では3人全員が立候補にこぎ着けるのは難しいという見方があり、互いに動向を探り合う状況となっている。