- 出演者
- 今井翔馬 森下絵理香 向笠康二郎
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
20日行われた参議院選挙。自民・公明両党は過半数の議席を維持できず、衆議院に続き参議院でも少数与党になった。石破総理は21日、記者会見で比較第一党の責任を果たしたいとして総理大臣を続投する意向を正式に表明した。自民党は39議席。立憲民主党は改選議席の22議席を確保した。国民民主党は大幅に議席を増やし17議席。参政党は14議席を獲得し単独で法案を提出可能になった。日本保守党は2議席を獲得。チームみらいは1議席を獲得。今回の選挙、選挙区の投票率は58.51%で前回より6.46ポイント高くなった。泉房穂氏は「悲鳴のような国民の叫び、思いは感じた。国民のためにやりたい」などと述べた。アメリカは日本政府と地域の安定、防衛協力、日米韓3か国の関係など幅広い議題で協力を継続していくことを期待しているとコメント。ウォール・ストリート・ジャーナルは関税発動直前で交渉が混乱する可能性があるとも伝えている。各国のコメントを紹介した。衆参両院で過半数を割り込むのは1955年の結党以来初となる。
今回の結果について太田雅志は「与党への支持が顕著に離れたことがデータに現れている。自民とは前回の参議院選挙のときの43%と比べて大幅に減っている。公明党は比例票を100万票近く減らしている。さらに無党派層の支持が分散した。自民は若い世代から支持を得られなかったことも影響している」などと話した。
参議院選挙を受けて、石破総理大臣は公明党の斉藤代表と会談し、日米の関税交渉などの課題に対応する必要があるとして、引き続き両党で政権運営にあたる方針を確認した。そして午後、石破総理は総理大臣を続投する意向を正式に表明した。また森山幹事長ら党執行部も続投させるとしたうえで、今後の政権運営については衆参両院で少数与党となるなか、政策ごとに野党との合意形成を図っていく考えを強調した。ただ自民党内からは「辞めるべき。衆参両院で主権者から否認された政権が、どうやって日本国益を代表してトランプ政権という協力な政権と交渉するのか」などといった声が上がっている。河野前デジタル大臣は「総理が残るなら幹事長が責任を負って辞表を出すべき」などと述べた。石破首相は「より真摯に丁寧に他党との議論を深め赤心奉国の思いで国政にあたる」などと述べた。
石破総理は続投を表明。その心の内はどうみてますか?と聞かれ太田雅志は「石破総理は真心を持って国に尽くすという意味の赤心奉国という言葉を使った。総理周辺は石破総理が続投を決断するまでには苦悩があったと明かしている。党内からは自民党は衆参両院の過半数割れという事態に責任を問わないのはおかしいや、石破首相が居座ればさらに逆風などといった意見もある。一方、思ったより踏みとどまったという声もある」などと話した。
立憲民主党・野田代表は「民意を無視して居座り続けるのかというのが私の印象」などと述べた。日本維新の会・岩谷幹事長は「政策実現という意味でいい状況ができた」などと述べた。国民民主党・玉木代表「誰一人責任を取らないのは普通はありえない。所得税、住民税の控除額の引き上げ、ガソリン税の暫定税率の廃止。石破政権はこれに対して冷たい態度をとってきた。しっかりアプローチしていきたい」などと述べた。参政党・神谷代表は「私だったらこのタイミングで辞任する」などとの述べた。立憲民主党・大串代表代行じゃ大連立に聞かれ「ありません」と述べた。
野党側の今後の対応について解説。現時点で石破政権に協力する姿勢の野党はない。立憲民主党は対決姿勢を強める構え。野党の数が増えるに伴い、国政への責任も重くなる。今後の政治日程、内閣改造の検討、政局の注目点などについて話した。
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参議院選挙で50議席を巡って争われた比例代表は各党の獲得議席が決まった。自民党は12議席、国民民主党は7議席、参政党は7議席、立憲民主党は7議席、公明党は4議席、日本維新の会は4議席、れいわ新選組は3議席、日本保守党は2議席、共産党は2議席、チームみらいは1議席、社民党は1議席。NHK党、再生の道、日本誠真会、無所属連合、日本改革党は議席を獲得できなかった。
39年前、福井市で女子中学生が殺害された事件のやり直しの裁判で、無罪となった前川彰司さんが長年の親交がある袴田巌さんの姉のひで子さんに判決について報告し、喜びを分かち合った。また、再審制度の見直しに向けて、前川さんが機運が盛り上がっているので共闘して実現しましょうと呼びかけると、ひで子さんはのんきに休んでいる暇はないから頑張っていこうと応じた。
ブルワーズ6-5ドジャース。大谷翔平が2試合連続となる34号ホームランを打った。
全国の天気予報を伝えた。
エンディングの挨拶。