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遼河と坂口が兵庫県赤穂市を旅する。市は瀬戸内海に面し、兵庫と岡山の県境に存在。赤穂藩の城下町と栄田江戸時代の面影が今も残る。藩主・浅野内匠頭は300年前、吉良上野介を切りつけたとして切腹に。その後、大石内蔵助など赤穂藩出身の四十七士が吉良邸に討ち入り。これを原作としたのが「忠臣蔵」で、街にもこれを模した装飾が。
オープニング映像。
兵庫・赤穂大石神社は四十七士が祀られている神社。赤穂城にあった大石内蔵助の屋敷跡に大正時代に創建。「義士宝物殿」には、蔵助が実用した笛、四十七士の1人が討ち入り前に母に宛てて書いた手紙などが展示。主君の切腹を知らせる早駕籠がくぐった門は一部復元。女性だけで四十七士に扮して街を練り歩く恒例行事「春の義士祭」も。コロナ禍などで中止が続いたが、今年は5年ぶりに開催。今年、蔵助を演じた綱干さん。
風情ある町並みが残る赤穂市。播州赤穂駅そばには蔵を改装してできたカフェが。店主は岡山出身。四十七士の1人・間喜兵衛の邸宅があった土地の一角に、店主の5代前の先祖が蔵を建造。その蔵を空間デザイナーでもある現店主が自ら改装。蔵に残されていた茶器はメニューにも一部使用。器のデザイン等は人を見て選ぶそう。
兵庫県赤穂市では1700年以上にわたって塩作りが盛ん。四十七士の浅野家が大規模塩田開発を行った江戸時代に作られた塩田の面積を調べた検地帳には、後に四十七士となる不破数右衛門の名前も。海沿いの旅館ではこの塩を5kg使った包み込んだ「鯛の塩釜焼き」が。食べる前、木槌で塩を叩き割る。海水を7倍に濃縮したものを4~5時間炊き上げる店では、まろやかな塩が味わえる。これを使ったスイーツ料理も人気。塩にワインを入れた「ワイン塩」なども。
兵庫県赤穂市にある赤穂緞通の工房。赤穂緞通とは130年来の手織り絨毯。絵画のような文様、鮮やかな色彩が人気。一時は職人が減少も、根耒さんは継承を続けている。「忠臣蔵」に関連したデザインの商品も。赤穂緞通は他の絨毯と比べて毛足が短く絵柄には立体感が。去年弟子入りしてきた廣津さん。デザイン専門学校を卒業後、大分から移住してきた。赤穂緞通の魅力としては「落ち着きの中に華やかさが有る」「繊細さがあって素敵」などと話す。今秋、初めてとなる大作も完成。
兵庫県赤穂市は忠臣蔵の街。一行は、大石内蔵助が故郷を旅立つ際に名残を惜しんだという岬へ。「古いものと新しいものが融合していて面白かった」「また来たい」などとコメント。
エンディング映像。
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2023年11月24日(1:25)