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2022年の紅白歌合戦を最後に歌手活動を休止した氷川きよし。空白の1年8か月から復活した氷川きよしに独占密着。
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- 氷川きよし
今年8月、都内のスタジオで復活コンサートのリハーサルが行われた。セットリストは氷川きよし自身が選曲。バンドメンバーは同世代のミュージシャンに声をかけた。そして迎えたコンサート当日。会場には全国から大勢のファンが詰めかけた。
10月、氷川きよしは原点を見つめ直すため故郷・福岡市を訪れた。やってきたのは母校の「第一薬科大学付属高等学校」で約20年ぶりに訪問。さっそく、歌の練習をしている芸能コースの後輩たちの元へ。歌について悩む生徒にアドバイスし、演歌を1曲披露した。
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- 福岡市(福岡)第一薬科大学付属高等学校
氷川きよしが歌手を目指すようになったのは5歳。一番最初に見た松田聖子のコンサートがきっかけ。しかし中学生の頃に丸刈りにされ、松田聖子のような歌手にはなれないとショックだったという。そんな時、希望となったのが演歌だった。続いて、自身が授業を受けていた教室へ。友達との間で「僕」と名乗ることに違和感を抱いており、悩みを言える人がいなかったという。そんな生きづらさを救ってくれたのが演歌だった。高校卒業後、上京。アルバイトをしながらデビューを目指し演歌のレッスンにはげんだ。3年の下積みを経てデビュー。
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- 兄弟船本間繁義第一薬科大学付属高等学校
氷川きよしが「箱根八里の半次郎」を披露。
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- 箱根八里の半次郎
続いて、氷川きよしが訪れたのはデビュー前から応援してくれていたレコード店。店主の江藤秀敏さん、20年前に亡くなった妻・加代子さんも可愛がってくれた。2000年2月、「箱根八里の半次郎」でデビューし、100万枚を突破。デビューから10か月で紅白に初出場。デビュー7年目には「一剣」を発表し、日本レコード大賞を獲得。しかし普段の自分と曲の自分とのギャップに苦しんだという。
そんな中、運命の曲「限界突破×サバイバー」と出会う。すごく発散になり、「もっとこういう衣装着たい」「もっと自由に自分の可能性を広げていきたい」と思うように。そこから自分らしい衣装やビジュアルを追求しはじめた。「You are you」では作詞にも挑戦し「ありのままの自分でいたい」との思いを歌にぶつけた。この頃から「KIINA.」(キイナ)との名を名乗り始めた。しかし「氷川きよし」のイメージが重くのしかかり、これからの自分を見つめ直すため活動休止を発表。
休止後、氷川きよしは自分らしく生きられる場所で人生を見つめたいとロサンゼルスへ。しかし、次第に激しい不安と孤独に襲われるように。多くの人に悩みを相談していく中で出会ったのがマチルダ・バックさん。交流を深める中で自分の生い立ちや悩みを告白。マチルダさんからの言葉で前向きになれた氷川きよしは人前で歌を披露するようになった。そこで自分には歌しかないと決意し、歌手活動を再開。紅白復活のステージでは氷川きよしとして「白雲の城」を歌う。
氷川きよしが「WALK」を披露。
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- WALK
エンディング映像。