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オープニング映像。
去年の孤立死は全国で2万人以上。孤立死をする人たちには、つながりがないという傾向があった。
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鹿児島市のNPO法人やどかりプラスは、2年間2万円で身寄りのない人たちの連帯保証人になって居住支援をしている。広報担当の寺尾さんは、51歳の山下さんを気にかけていた。山下さんは家賃滞納で退去命令を受け、市役所にやどかりプラスを紹介された。2週間前に生活を立て直すためのシェルターにたどり着いた。2年前に母の介護で営業の仕事をやめた。山下さんは、30代後半から40代はほとんどが親の介護で金銭的にも消費した、結婚を考えた人もいたが介護があると深い付き合いはできなくなったと話した。山下さんのような孤立死予備軍と言える人や身寄りのない人など、400人以上に居住支援を行っている。
去年は孤立死者が全国で2万2222人いたという推計が公表された。やどかりプラスが目指すのは孤立死ゼロの社会。行政の手の届かない一人きりの人につながりを持ってもらおうと「みんなの居場所CoCoDe」を始めた。週に1回、誰にでも参加してもらい孤立状態の人が繋がりを取り戻す居場所サロン。LINEグループを作り、毎朝連絡を取り合って安否確認をしてもらっている。同じ悩みを持つ当事者が病院や買い物に付き合うピアサポーターによる見守りも行っている。亡くなったとの対応について様々な情報を書いてもらい当事者同士が託し合う「つながるファイル」のおかげで、自宅で倒れた男性は病院に運ばれたあと家族ではない仲間が延命治療を望まないという男性の思いを医師に伝えることができた。
やどかりプラス職員の寺尾さんも、つながりに救われた1人だった。大阪出身の寺尾さんは広告の会社に勤めていたが、30歳過ぎで離婚し、東京で独立した。仕事は順調だったが様々なことが煩わしくなり、子どもが成長して養育費が必要なくなったときに生きていてもしょうがないと考えるようになった。死に場所を求めて鹿児島にたどり着き、所持金が底をついたときにやどかりプラスと出会った。ピアサポーターを経験し、去年春から職員になった。寺尾さんは山下さんとともに市役所を訪れた。生活保護の申請を済ませ、連帯保証人を得て久しぶりに家を借りることができた。
去年春に福岡から野口さんがやってきた。当時悩んでいた野口さんは仕事の休憩中に新幹線に飛び乗り、路上生活をしていた鹿児島で死ぬことを考えた。寺尾さんに出会い、つながっておけば何とかなるという言葉をもらった。寺尾さんの勧めでピアサポーターを始め、1人で病院や役所に行けない仲間たちに付き添っている。5月に野口さんは寺尾さんと愛知・豊田市のシンポジウムで講演を行い、ピアサポーターの役割を説明した。
野口さんの姿を見て、家賃を滞納して引きこもりをしていた10歳年下の男性が新たなピアサポーターになった。
「NNNドキュメント’26」の番組宣伝。
