2025年3月27日放送 11:30 - 11:45 日本テレビ

NNN ストレイトニュース

出演者
藤田大介 杉野真実 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
全輸入車に25%追加関税を発表

アメリカ・トランプ大統領は26日、すべての輸入自動車に25%の関税を上乗せすると発表した。トラックや自動車部品も対象となる。関税措置は自動車は来月3日から自動車部品は5月3日までに発動する。アメリカ、メキシコ、カナダが加盟する自由貿易の基準を満たした自動車部はアメリカ商務省がアメリカ製以外の部品に関税を適用するシステム構築までの間は免除される。アメリカは現在、乗用車に2.5%、トラック25%の関税を課していて、これに25%が上乗せされて大幅な引き上げとなる。日本からアメリカへの輸出品の中で最も多いのが自動車で、輸出額のおよそ3割を占めることから日本経済にとって打撃となりそう。アメリカで2024年に販売された輸入新車はメキシコからの輸入は約296万台、日本約138万台。

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国内自動車メーカー各社 影響を懸念

自動車メーカー各社からは影響を懸念する声が上がっている。トヨタ自動車、日産自動車、マツダなどの関係者からは「紆余曲折があり得る話。発表が出ただけではわからない」との声が聞かれ、各社、現時点でのコメントは一様に控えている。しかし、あるメーカー幹部は「全ての国の車に25%かけられたら大変なことになる」と話すなど、影響の大きさを懸念する声も出ている。ある経産省幹部は「自動車は日本の重要産業。影響を最小限にすべく交渉していきたい」と話していて、自動車メーカー各社は実際に発動されるまでの動向を注視しているアメリカの輸入車関税の対抗措置として、石破首相は「適切な対応を考えていかねばなりません。あらゆる選択肢というものは当然検討の対象となる」と強調した。林官房長官は会見で「極めて遺憾」としたうえで、アメリカ側に対して「対象から日本を外すよう申し入れた」と明らかにした。また、林長官は石破総理から「日本企業への影響を精査し、資金繰り対策など必要な対策に万全を期すよう指示があった」と述べた。

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きょう午後 取締役会 経営陣刷新へ

フジテレビと親会社はきょう午後、取締役会を開き、一連の問題を受けた経営改革や人事案などが議論される。フジテレビ・清水賢治社長は今後の人事体制について役員削減や多様な人材登用を重視する姿勢を示した。他の取締役も「若手の登用が鍵になってくる」と話すなど、経営陣の若返りを図るとみられる。焦点の1つとなっている日枝取締役相談役の取締役再任はフジ内部からも「難しい」との見方が出ていて経営陣の判断が焦点となる。

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フジテレビジョン日枝久清水賢治
石破首相”物価高対策発言”を陳謝

来年度予算案を巡って与野党の攻防が激しくなっている。「予算成立後に物価高対策を行う」と発言したことに反発が出たことを受け、石破首相はきょう陳謝した。石破首相の発言は「来年度予算案の審議をしている最中に次の予算に関係する話をするのはおかしい」と与野党から反発が出ていた。石破首相としては来年度予算案の年度内成立を目指す中、陳謝することで野党側の反発を何とか抑えたい考え。来年度予算案の参議院での採決日程をめぐって、自民党と立憲民主党の国対委員長が会談した。自民党側はあすの採決を求めたが、立憲民主党側は「審議時間がまだ足りない」と反発している。予算案は参議院で再修正されているため与党はあす参議院で採決し、その後、衆議院に戻して月曜日の成立を目指す考えだが、与野党の攻防が続いている。

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経済情報

経済情報を伝えた。

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ブラジル大統領に 天皇陛下お別れのご挨拶

天皇陛下は国賓として来日中のブラジル・ルーラ大統領にお別れをするために宿泊先を訪問された。夫人は公務できのう帰国したため大統領が1人で「暖かな歓迎を忘れることはできません」と出迎えると、天皇陛下は「両国の友好親善がますます深まったと確信しています」と握手を交わされた。およそ20分の懇談で大統領が地球環境問題などへの取り組みについて、「陛下が水の問題に関心を持たれていることは非常に意義がある」と話し、陛下は引き続き「関心を持って研究してきたい」と応じられたという。大統領はきょう帰国する。

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(気象情報)
気象情報

不忍池の中継映像を背景に関東の天気予報を伝えた。

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