- 出演者
- 藤田大介 石川みなみ
オープニング映像が流れ、出演者が挨拶した。
今朝の東京株式市場では積極財政路線を掲げる高市氏が新総裁に選出されたことを受け、景気が刺激されるとの見方が広がり、買い注文が殺到している。午前の終値は先週金曜日に比べて2065円高い4万7835円だった。一方外国為替市場では、高市氏が日銀の利上げに消極的な姿勢を示していることから2円ほど円安になり、輸出関連株を中心に買われた。ただある政府関係者からは「財源の見通しなく政策を行えばダムが決壊するように際限がなくなる」とし、「今後どの野党と組むかを注視したい」という声が聞かれた。また市場関係者も「減税や積極財政などの先取りで株価は上がっているが、これからの政策実現度具合を注視する必要がある」としている。
高市早苗総裁が人事の検討を本格化させている。高市氏は昨日、自民党本部で麻生元総理と人事を巡る協議を行った。今は赤坂の議員宿舎で人事の詰めの調整を行っているとみられる。複数の関係者によると、外相に茂木前幹事長の名前が浮上している。茂木氏は高市氏と総裁選で戦ったが、決選投票では陣営の議員に対しても高市氏支援に回るよう指示していた。以前にトランプ大統領から「手ごわい交渉相手」と言われたこともあり、高市氏としては今月下旬の日米首脳会談に向け、茂木氏の外交手腕に期待しているとみられる。またこれまでの調整で幹事長には鈴木総務会長の起用を検討している。さらに官房長官には木原稔前防衛相を起用する案が浮上している。また総裁選で戦った小泉氏・林氏・小林氏も閣僚や党の要職に起用する事を検討している。高市氏はいわゆる「不記載議員」も人事で登用する考えで、萩生田前政調会長の党の要職での起用も検討している。今日中に党役員人事の調整を進め、明日正式に決定したい考え。