- 出演者
- 近藤夏子
今夜はマスターズを特集。松山英樹と久常涼、それぞれの思いに迫る。
今年で13度目のマスターズ挑戦となる松山英樹は「優勝争いに入ったときの緊張感。プレーしていて最高の環境」と話した。初出場は大学2年生だった2011年。最終結果は-1の27位タイで日本人初のローアマチュアを獲得した。プロ転向後初出場となった2014年はけがとの戦いでもあり、3度目の挑戦は予選落ち。その後は優勝に一歩届かない悔しい戦いが続いた。練習を重ね課題をひとつずつ克服し迎えた2021年のマスターズ。松山は10度目の挑戦でアジア人初の頂点に立った。
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去年のマスターズを松山は「もうちょっと流れをつかめれば自信になるのにというところで掴みきれなかった。最後のピースがはまらなかった」とした。技術とスコアが噛み合わないまま2日目を終えると3日目は前日より17度も下がった気温と雨。異例の2日連続差すペンデッドとなった。3日目は5位タイ。ここから優勝を狙ってアプローチを変えたが失敗だったと松山は語った。最終結果は16位タイだった。松山は2023年のメジャー大会で1度もトップ10にはいれなかった。松山は先月のアメリカツアーで2年ぶりに優勝。今年のマスターズへはずみを着けた。
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21歳の久常涼は今年初めてマスターズに挑む。去年、日本人史上3人目の欧州ツアー優勝。シーズンで8度のトップ10入りを記録し日本人初の新人王も受賞した。特別招待を受けた久常は「驚きが一番正直なところ」と話した。持ち味は平均飛距離300ヤード超のドライバー。今年からアメリカツアーを主戦場としている久常はホテルやフライトの予約を自分で行うのがモットーだという。初めての夢舞台へ向けて久常は「まずは4日間しっかり戦い切ることが大事。楽しみながら特別な一週間を過ごしたい」と話した。
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