- 出演者
- 深澤朝香
香港オープン準々決勝。錦織圭×Cノリーの試合。2−1で錦織圭選手が勝利し、3年5か月ぶりにベスト4進出。錦織圭は「準決勝も楽しみます」とコメントした。
全豪オープンの前哨戦に位置付けられるキャンベラ国際シングルス決勝。世界ランキング126位の伊藤あおいが独特なプレースタイルで相手を翻弄。1回戦からすべてストレート勝ちで完全優勝を果たした。
ロシアによるウクライナ侵攻から2年が経つなか自立へ向けた歩みを始める人がいる。ウクライナから広島県福山市に避難した女性は去年4月からダンス講師として活躍の場を広げている。2年前、ウクライナから福山市へ避難してきたフェドロフスカ・ナタリアさん。戦争が起きるまでプロのダンサーとして活躍していた。避難先となった日本で好きなダンスを踊ることを夢見てきたナタリアさんは福山市の支援もあって、4月からフィットネスクラブで「モダンダンス」を教えることになった。ナタリアさんは2022年9月、知人を頼って千葉県から福山市へ移った。日本で仕事をするためには日本語も必要だと、専門学校へ入学した。日本語能力試験で基本的な日本語を理解することができる「N4」を取得し、次は「N3」を目指すという。ナタリアさんが公益財団法人から受けてきた支援金は2025年まで。今回の仕事だけで生活費を賄うのは難しいということだが、福山市はナタリアさんが好きなダンスを生かして、自立するための支援を模索していく方針。
自信を持って社会に出ていく気持ちを後押ししようという取り組み。視覚に障害がある人たちがメイクの仕方を学ぶ体験会が仙台で開かれた。「ガイドメイク体験会」には、県立視覚支援学校に通う9人が参加した。化粧水は手で触って分量がわかる専用のスケールを使う。鏡を使わなくても済むよう自分の手で顔の輪郭や眉の位置を確認しながらメイク。参加した人たちは化粧品メーカーの担当者に教わりながらコツを掴んでいた。この取り組みはメイクを通して社会に出る気持ちを後押ししようと宮城の県立視覚支援学校では初めて開催された。資生堂ジャパン社会活動企画推進グループ・伊藤真由美のコメント。
動物の革を使った工芸「レザークラフト」の魅力に迫る。長野市青木島町の「The Leylines」ではお客さんのオーダーも聞きながら暮らしや趣味で使える革製品を作っている。20年ほど前から独学でレザークラフトを始め12年前に自分の店を持った鎌田学さん。得意とするのは革製品のリメーク。バスケットボールをキーホルダー、ランドセルからキーケース。鎌田さんは、職人ごとに得意な分野やアイデアが異なるのもレザークラフトの魅力だと話す。2014年に長野市南長野にできた「IVY PRODUCTS」では元カバン職人の高橋元康さんがバッグや財布以外にも手がけているのが遊び道具。将棋盤、チェスなどのボードゲームも革で作る。高橋さんによるとインターネットにより大口でなくても革を仕入れやすくなったことでレザークラフトの専門店が増えてきていて、長野市だけでもおよそ10年で少なくとも3店舗が新たにできたという。2人の職人に共通するのは、ものを大切にする意識。
エンディング映像。