オープニング映像。

随意契約で大手の小売業者に引き渡された2022年度産の備蓄米は今日、店頭での販売が始まった。東京都内のイトーヨーカドー大森店には500袋の備蓄米が到着し、5キロ税込み2160円で販売された。店には開店までに500人以上が行列し、即完売となった。またアイリスオオヤマの千葉県内にあるユニディ松戸ときわ平店では65袋の備蓄米が入荷したが午前6時ごろまでに店に並んだ客で売り切れた。あすは都内のイオンやドン・キホーテなどでも店頭販売を開始する。

自民党の森山幹事長は鹿児島県鹿屋市でコメの適正な価格について「5キロdで3000円から3200円」との認識を示した。これに先立って行われた講演で森山氏は「生産される農家が頑張って作ろうという気持ちでやってもらわなければ食料安全保障は成り立たない」と述べ、安定的にコメを入手できるようにするという食料安全保障の観点から農家にも配慮する必要性を強調した。

日本製鐵によるUSスチールの買収計画を巡り、アメリカのトランプ大統領は演説で日本製鉄が今後USスチールに140億ドルにのぼる投資を行うとして「鉄鋼産業史上最大の投資になる」と両社が提携する意義を強調し、”我々は素晴らしいパートナーを得ることになる”と述べる一方、現時点では計画を承認していないことを明らかにした。トランプ大統領はさらに鉄鋼への追加関税を現在の25％から50％に引き上げると表明し、中国への依存度を減らしつつアメリカ国内の雇用と生産を強化すると強調している。

トランプ関税をめぐる日米の4回目の閣僚協議がアメリカ・ワシントンで行われ、双方は合意に向けた議論が進展していることを確認した。ベッセント財務長官、ラトニック商務長官と2時間あまり協議した赤沢経済再生相は「合意に向けた議論が進展しているということを確認した」とコメント。日本側は自動車への追加関税や一連の関税措置の見直しを強く求めた。日米双方は来月のG7サミットでの日米首脳会談の前に再び協議することで一致。

MLB：ドジャース8-5ヤンキース。ドジャース・大谷翔平が21号、22号ホームラン。メジャーHR数：1位・大谷翔平22、2位・Cローリー21、3位・Aジャッジ19（ほか1人）。

海外ゴルフ全米女子オープン2日目（映像提供：U-NEXT）暫定：1位・西郷真央、2位タイ・渋野日向子ほか5人。

中谷防衛大臣はアメリカ・ヘグセス国防長官とシンガポールで会談。日米同盟の抑止力や対処力の強化に向けて連携していくことを確認。ヘグセス国防長官はアジア安全保障会議の演説でインド太平洋地域の同盟国は防衛費の増額が必要との認識を示していたが、中谷大臣は今回の会談でヘグセス長官が防衛費の増額を求めたか明らかにしなかった。会談では2+2で自衛隊とアメリカ軍の連携強化で合意できるよう議論を加速していくことで一致した。中谷大臣もアジア安全保障会議の演説で民主主義共有の国で防衛協力を強化するOCEANの精神を提唱し、海洋進出を強める中国を念頭に連携を呼びかけた。

アメリカ・トランプ大統領は30日、 政府の役職を退任するイーロン・マスク氏と会見し、今後も連携を続けていくことを強調した。 マスク氏をめぐっては強引な手法で政権内から反発や路線対立も囁かれていた。

昨夜、埼玉県行田市で警察官を足を包丁で刺したなどとして男が逮捕された。警察官らは容疑者からの近隣トラブルという趣旨の110番通報を受けてかけつけ、対応にあたっていた。容疑者は容疑を認めている。

あす6月1日に改正刑法が施行され、これまでの懲役や禁錮に変わり、拘禁刑が導入される。刑務所での取り組みは受刑者の懲らしめから更生を目指したものへと大きく変化することになる。刑期10年以上の受刑者を収容する熊本刑務所は約3割が殺人など重い罪で服役している。リフレクティングは参加者が受刑者の話に応え、受刑者の心の変化を促すもの。拘禁刑の受刑者には刑務作業の義務はなく、犯罪からの立ち直りを目指す改善指導を重視。拘禁刑は年齢、障害の有無、再犯リスクなどで受刑者を24カテゴリーに分け、受刑者それぞれの特性に合わせた指導を行う。高齢福祉課程は障害などのある高齢受刑者が対象。高齢受刑者は身体、認知機能の低下などで出所後の社会復帰が困難。東京・府中刑務所では高齢福祉課程の受刑者にリハビリを実施。刑務所の中で受刑者の更生を促すことは社会全体の犯罪数を減らすことにもつながる。

脱炭素を実現するため、トヨタ自動車など自動車メーカーとENEOSが植物由来のバイオ燃料を20％混ぜたガソリンの共同開発を発表。トヨタ自動車・中嶋裕樹副社長「バイオ燃料こどがいま非常に重要なキャスチングボードを握っているもの」とコメント。静岡県・富士スピードウェイであすまで開催している24時間耐久レースで走るレーシングカーにバイオ燃料を積んでいる。過酷な条件下での実験を踏まえ、乗用車での普及を目指す。

生成AIなどAI技術の活用が広まる中、大阪市で国内最大級のAIの学会「人工知能学会全国大会」が開催され、AIを活用するうえでのこれからの課題などについて意見が交わされた。人工知能学会・栗原聡会長は基調講演「AIを使いこなす人と使わない人の格差が広がると小中学生へのAI教育の必要性を訴えた。大阪大学・石黒浩教授はAI技術を使った分身ロボットのアバターの研究を進めている。アバターの今後の課題について「扱いをもっと人間らしくどうすればいいかはすごく大事な議論」とコメント。人工知能学会全国大会には過去最多の4000人以上が参加登録した。

気象情報を伝える。（中継）東京・浅草、渋谷。

「真・侍伝 YAIBA」の放送告知。