生成AIなどAI技術の活用が広まる中、大阪市で国内最大級のAIの学会「人工知能学会全国大会」が開催され、AIを活用するうえでのこれからの課題などについて意見が交わされた。人工知能学会・栗原聡会長は基調講演「AIを使いこなす人と使わない人の格差が広がると小中学生へのAI教育の必要性を訴えた。大阪大学・石黒浩教授はAI技術を使った分身ロボットのアバターの研究を進めている。アバターの今後の課題について「扱いをもっと人間らしくどうすればいいかはすごく大事な議論」とコメント。人工知能学会全国大会には過去最多の4000人以上が参加登録した。