- 出演者
- 木村佳乃 所ジョージ ホルコムジャック和馬 古市昌一 松嶋桃 松井崇
今、マージャンが密かなブームになっている。子供向けのアニメに、有名な少女漫画雑誌の付録がカードマージャン。子供向けのマージャン教室も人気を呼び、毎回ほぼ満席。マージャン講習会を行っている会社も。社長自らマージャンを学べばビジネスのコツが分かると社員に説いている。
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- 豊島区(東京)
東京・町田市にはゲームを通じて元気になる介護施設がある。施設内にはベガス通貨が流通。勝てば通貨を増やすことができる。マージャンをすることで脳にどんな影響があるのか、これまで羽生善治さんなど3000人以上の脳波を調べてきた脳生理学者の河野さんに測定してもらった。マージャンを始めて、時間が経つにつれ、計算力や言語などに関わる左脳全体が真っ赤に変化した。マージャンは複雑な思考が必要となるだけでなく仲間と会話するため、それらが脳を活発にさせることに繋がるのだろうと河野さんは指摘した。このサービスを始めて11年、確実に効果が現れており、利用者に要介護度の改善がみられているとのこと。
オープニング映像。
プロ雀士・松嶋桃はマージャンの魅力について「マージャン卓を囲めば、年齢や性別を問わず、誰でも対等に楽しめること」「マージャンは性格や考えが全部表れるので婚活にいいかもしれない」などと話した。
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- 筑波大学
島根・益田市にある益田東高等学校にはeスポーツ部がある。eスポーツとはコンピューターゲームでプレーヤー同士が対戦する競技。3年前に創部。わずか1年足らずで全国大会出場を果たした。全国大会出場メンバーの一人・石原くんは中学校時代不登校だった。学校見学に訪れた際、ゲームがとても強いことが分かり、学校側が特待生として学費の一部を免除すると持ちかけ入学にこぎつけた。今では勉強が楽しくなり、特進コースに変更。総合成績はクラスで1位だという。
eスポーツ部がある高校は2020年に28校だったが今では520校にまで増えたという。筑波大学・松井崇助教によると、みんなで集まって顔を見ながら声を聴きながらプレイすると「絆ホルモン」「幸せホルモン」と呼ばれるオキシトシンの分泌を促進するという。
中国では200以上の学校が将棋を授業に取り入れてきたとされる。中国・上海にある信男教育学園では、中国で就職難が深刻になる中、日本への大学進学を希望する生徒向けのカリキュラムを充実させている。ことし4月から将棋の授業を導入。頭脳スポーツとして体育科目で扱われている。
中国・上海の将棋人口は100万人以上。ブームに火を付けたのは将棋クラブ代表の許さん。30年ほど前、留学で日本を訪れた際、将棋に出会った。将棋には子どものさまざまな能力を向上させる効果があるという。この将棋クラブの卒業生は500人にのぼる。子どもたちの憧れは藤井聡太七冠ではなく、卒業生の張鑫さん。プロ棋士を目指し、14歳で来日。夢は叶わなかったが、その後、東京大学大学院に進学し、博士課程を卒業した。
プロ雀士・松嶋桃は「負けに上手に慣れる経験を若いうちからするのってすごく大事だと思っている。それを学校で学べるっていいですよね」などとコメントした。木村佳乃はゲーム依存による体への影響について質問。筑波大学・松井崇助教は「気をつけないといけない。eスポーツの場合は疲労感は上がらずに脳は疲労していく」などと指摘した。
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次回予告が流れた。