2023年10月19日放送 21:00 - 21:54 フジテレビ

私のバカせまい史
【中島健人も仰天!ドラマ界のバカせま裏側史SP】

出演者
バカリズム 永島優美 谷まりあ 中島健人(Sexy Zone) 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。本日は日本エンタメSP。日本の映画・ドラマに関わるせまい歴史をお届けする。

(私のバカせまい史)
赤なのか!?青なのか!?時限爆弾解除二択史

さらば森田が紹介するのは「赤なのか!?青なのか!?時限爆弾解除二択史」。1947年「ジャガーノート」が世界初の時限爆弾二択のシチュエーションを扱った作品とされている。このシチュエーションをワイヤージレンマと呼ぶ。最初に時限爆弾が登場したのは1950年、日本映画「事件記者 時限爆弾」、まだ二択では無かった。その後数々の作品で時限爆弾は登場するが二択ではなかった。1983年、日本初の時限爆弾二択はアニメ「キャッツ・アイ」。赤と青どちらかのコードを切らなければならないというもの。なぜ二択方式は今も採用され続けているのか?考えられる理由は50:50というシンプルな構造、一か八かの緊張感が演出しやすい。赤か?青か?明確な正解がない。尺が稼げる。

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時限爆弾二択が愛される理由は様々なちょい足しエッセンスがあるから。まずは、犯人との駆け引き。「サイコメトラーEIJI」では犯人も主人公も天才なのでなかなか心が読めない。1996年の「古畑任三郎」の木村拓哉が出演した「赤か、青か」。遊園地に時限爆弾を仕掛け、古畑任三郎はおみくじを引いていたというオチだった。次のちょい足しエッセンスは解除道具で魅せる。アニメ「シティーハンター」では拳銃で解除していた。次のちょい足しエッセンスは選んだ色の理由で魅せる。「名探偵コナン 時計じかけの摩天楼」で、毛利蘭が青を切った理由は赤い糸を切りたくないから。最後のちょい足しエッセンスは視聴者裏切りパターン。「ケータイ刑事 銭形海」でケータイ刑事は犯人を爆弾の前に連れてきて解除させた。「ガリレオ」ではピンクを切った。日本の時限爆弾二択の統計では赤を切るのが67%、青が17%だった。古畑任三郎シリーズの脚本家・三谷幸喜は全ての色の中で赤が一番かっこいいからと話した。

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スタジオの時限爆弾が動き出した。中島健人は赤を切り、時限爆弾は止まった。今回調べてみて、時限爆弾の二択の成功率は100%ということが分かった。

2時間ドラマのサブタイトル史

バカリズムが紹介するのは「2時間ドラマのサブタイトル史」。2時間ドラマは視聴率獲得の為、各局が模索し続けたサブタイトルを紐解く。2時間ドラマは1話完結の現代劇で主人公が事件の謎に迫るサスペンス。2時間ドラマは1977年にテレビ朝日で放送された「土曜ワイド劇場」から始まった。記念すべき初回のサブタイトルは「時よ、とまれ」。当時は90分枠だったが1979年に2時間枠に拡大された。他局でも続々と2時間ドラマがはじまる。ピーク時には週7本サスペンスドラマが放送されていた。1980年代には2時間ドラマ戦国時代に突入。土曜ワイド劇場はサブタイトルの長文化をはじめた。テレビ欄で興味を引くためにサブタイトルを長文化した。1982年には24文字、38文字などと長文になっていった。他局でも長文化されるようになった。1986年には長文化がさらにエスカレートし、40・50字は当たり前になっていった。さらに旅情ものが増えていく。2時間ドラマの舞台となった都道府県は全部。2時間ドラマに欠かせない要素はお色気。「土曜ワイド劇場」では積極的にお色気を取り入れていた。お色気要素で各局が争うことになる。

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2時間ドラマに欠かせない要素はお色気。1980年代はお色気で各局が争っていた。土曜ワイド劇場では旅情とお色気をかけ合わせた、混浴露天風呂連続殺人シリーズをスタートさせる。サブタイトルは「混浴露天風呂連続殺人シリーズ4女子大生秘湯ツアー連続殺人!上州路に消えたヌードギャル」。1986年に放送された「混浴露天風呂連続殺人、湯けむりに消えた女三人旅、田沢湖から乳頭温泉へ」は視聴者28.6%(ビデオリサーチ調べ)。混浴露天風呂シリーズの最長のサブタイトルは114文字。2時間ドラマを脅かす存在が80年代後半に現れる。

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2時間ドラマを脅かす存在、トレンディドラマが80年代後半に現れる。トレンディドラマとは都会に生きる男女の恋愛やトレンドを描いた現代ドラマで旬な俳優陣が出演。2時間ドラマは引きのある言葉を詰め込んだサブタイトルをつけるようになる。サブタイトルに原作の発行部数、ロケスタイルまで載せるようになった。2000年代になると2時間ドラマ枠は続々と終了していく。2021年には2時間ドラマは絶滅してしまった。2時間ドラマ衰退の要因として考えられのは、コンプライアンス規制とマンネリ化。2時間ドラマのサブタイトルの平均文字数の推移をみてみると、開始当初は10文字ぐらいだったが、90年代で50文字を超え、2019年には最後のあがきをしているように見える。

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(私のバカせまい史)
2時間ドラマのサブタイトル史

2時間ドラマは流行も積極的に取り入れていた。1986年、ハレー彗星が地球に接近したときは「魔性の星野女蘇る、ハレー彗星連続殺人事件!」。1997年、援助交際という言葉が流行していたときには「当番弁護士3、金融業者殺しの無実を立証できるポケベル援助交際の女子高生を探せ」。2000年、二千円札が発行されたときには「混浴露天風呂連続殺人20、世紀末!リストラ刑事とパラパラ温泉ギャルのみちのく秘湯追跡!二千円札の裏に隠された美女の秘密」。2004年、白い巨塔が大ヒットした年には「女変装捜査官、芸者、ナース、仮面舞踏会の貴婦人、保険調査員…決死の七変化潜入捜査、白い巨大病院に渦巻く黒い殺意!」。2005年、マツケンサンバがヒットした翌年には「マツケンサンバが謎を解く!?…」松平健さんが主演でエンディングではマツケンサンバを踊っている。2時間ドラマこそが真のトレンディドラマだった。

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マツケンサンバII土曜ワイド劇場松平健火曜サスペンス劇場白い巨塔金曜プレステージ
(エンディング)
おまえの罪を自白しろ

中島健人が「おまえの罪を自白しろ」の告知をした。

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おまえの罪を自白しろ
次回予告

私のバカせまい史の次回予告。

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