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「あかほりさとる」 のテレビ露出情報

グッドスマイルカンパニーの制作部フロアを取材。スカルプター・長野翔さん(29歳)に話を聞いた。スカルプターは金型の原型のモデルを作る仕事。3D作成ソフトで等身を作成、表情や衣装・アクセサリーなど細部まで原型を作る。ポーズをつけることもスカルプターの仕事。作業する様子を見せてくれた。1996年に放送された「セイバーマリオネット」の主人公・ライムは、1990年代風のキャラクターデザインを現代風にどのように落とし込むかこだわったという。3Dプリンターで出力した実物を見せてくれた。社内には3Dプリンターを10台完備。3Dソフトで作ったものを出力してチェック。微修正を繰り返し納得するまで作り込む。商品のパッケージに自分の名前が入るのがやりがい。スカルプターによってフィギュアの個性が出るため、中にはパッケージのクレジットを見て買う人もいるという。
続いて話を聞いたのはスカルプター・小島駿人さん(28歳)。長野さんとは異なり、アナログで作業していた。新人は立体感覚を掴むため、デジタルではなく、アナログで作業する。小島さんは入社3年目。インダストリアル粘土(一般的には自動車のモデリングに使われる立体造型デザインに使用される化学合成粘土)を使って企画部の濱山さんがデザインした狐の神主・レイを造型していた。「ねんどろいどどーる」というシリーズで、オリジナルキャラはほとんど濱山がデザインしている。オリジナルキャラクターだと、リリースタイミングをコントロールでき、服装・髪型・カラーなどを自由にデザインできるという。「ねんどろいど 一之瀬アスナ」は小島さんが手作業で原型を作った商品。パッケージには名前のクレジットが入っていた。デジタルとアナログの違いを説明してくれた。原型の個性が出ることもフィギュアの魅力だとわかった。

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