- 出演者
- 上垣皓太朗
オープニング映像。日本のキャラクタービジネス市場は2.6兆円。世界IP売り上げランキングTOP10には日本のキャラクターが5つ(1位:ポケットモンスター、2位:ハローキティ、6位:アンパンマン、8位:スーパーマリオ、9位:少年ジャンプ)もランクイン。世界・日本ともに需要が伸びているキャラクタービジネス業界を上垣皓太朗アナウンサーが調査する。
前回に引き続き、グッドスマイルカンパニーを取材。ねんどろいどを取材した前回を振り返った。
グッドスマイルカンパニーの制作部フロアを取材。スカルプター・長野翔さん(29歳)に話を聞いた。スカルプターは金型の原型のモデルを作る仕事。3D作成ソフトで等身を作成、表情や衣装・アクセサリーなど細部まで原型を作る。ポーズをつけることもスカルプターの仕事。作業する様子を見せてくれた。1996年に放送された「セイバーマリオネット」の主人公・ライムは、1990年代風のキャラクターデザインを現代風にどのように落とし込むかこだわったという。3Dプリンターで出力した実物を見せてくれた。社内には3Dプリンターを10台完備。3Dソフトで作ったものを出力してチェック。微修正を繰り返し納得するまで作り込む。商品のパッケージに自分の名前が入るのがやりがい。スカルプターによってフィギュアの個性が出るため、中にはパッケージのクレジットを見て買う人もいるという。
続いて話を聞いたのはスカルプター・小島駿人さん(28歳)。長野さんとは異なり、アナログで作業していた。新人は立体感覚を掴むため、デジタルではなく、アナログで作業する。小島さんは入社3年目。インダストリアル粘土(一般的には自動車のモデリングに使われる立体造型デザインに使用される化学合成粘土)を使って企画部の濱山さんがデザインした狐の神主・レイを造型していた。「ねんどろいどどーる」というシリーズで、オリジナルキャラはほとんど濱山がデザインしている。オリジナルキャラクターだと、リリースタイミングをコントロールでき、服装・髪型・カラーなどを自由にデザインできるという。「ねんどろいど 一之瀬アスナ」は小島さんが手作業で原型を作った商品。パッケージには名前のクレジットが入っていた。デジタルとアナログの違いを説明してくれた。原型の個性が出ることもフィギュアの魅力だとわかった。
制作部フィニッシャー・溜渕聡太さん(26歳)を取材。フィニッシャーは原型の塗装や目入れ・仕上げを行う。機械だと繊細で緻密な塗装ができないので人の手で行う。溜渕さんの彩色作業を上垣アナがリポートした。売っている塗料を混ぜてキャラクターに合う色を作り出す。色塗りだけでなく、色の調合や色彩なども行う。溜渕さんが彩色していたのは上垣アナのねんどろいどだった。ネクタイのオレンジにこだわったという。
グッドスマイルカンパニーのビル1階にあるポップアップストアを取材。不定期開催のため現在は開催されていない。秋葉原にあるため、最近は海外からの客も多いという。インタビューした男性はブラジル・リオデジャネイロから。好きなゲームはストリートファイターだという。フランス出身の客もいた。日本人客にもインタビュー。呪術廻戦のねんどろいどを見に来たという。
上垣アナがグッドスマイルカンパニーを取材した感想を語った。
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