- 出演者
- 上垣皓太朗
上垣皓太朗アナウンサーがやって来たのは文京区・護国寺。地名の由来となった「護国寺」には山縣有朋・大隈重信などのお墓があると紹介。2024年の企業キャラクター好感度1位になった「不二家のペコちゃん」を取材する。ペコちゃんは今年で生誕75周年。上垣は父親がミルキー好きでもらっていたと思い出を語った。
オープニング映像。日本のキャラクタービジネス市場は2.6兆円。世界IP売り上げランキングTOP10には日本のキャラクターが5つ(1位:ポケットモンスター、2位:ハローキティ、6位:アンパンマン、8位:スーパーマリオ、9位:少年ジャンプ)もランクイン。世界・日本ともに需要が伸びているキャラクタービジネス業界を上垣皓太朗アナウンサーが調査する。
上垣皓太朗アナウンサーが不二家を取材。案内してくれた広報・小林さんは同い年の24歳だという。受付にペコちゃん、ペコちゃんのボーイフレンド・ポコちゃんの人形があった。建物の上に置かれているので、見上げた時にペコちゃんの表情がわかるよう下を向いている。不二家は洋菓子・お菓子などを製造販売する食品メーカー。1910(明治43)年に横浜・元町で創業。今年で115周年になる。上垣アナが案内された部屋には不二家を代表するお菓子が並んでいた。上垣アナは「カントリーマアムのバニラとココアを交互に食べるのが好き」と明かした。
ペコちゃんのプロフィールを紹介。性別はお菓子が大好きな女の子。年齢は永遠の6歳。チャームポイントはほっぺに出している舌。名前の由来は子牛の愛称「ぺこ」を西洋風にアレンジ。1950(昭和25)年に店頭人形としてデビュー。当時は紙の張り子だったが、首振りはその当時からあった。翌1951年にミルキーが誕生。子どもたち・そのお母さんに支持され、ペコちゃんは全国に広まった。ミルキー×ペコちゃんによって何気ない日常が思い出になるという。国民的キャラクターとなったペコちゃんはカタログ・看板・下敷きなど様々な場所で活躍。1980年代初頭までデザインに決まりはなく、様々なペコちゃんが登場した。1982年にペコマニュアルが誕生。特別に1ページ目を見せてくれた。マニュアルによってペコちゃん、ミルキーペコの2種類のデザインが確立した。ペコちゃんは赤いリボン、赤いオーバーオール、黒い瞳が特徴。多種多様な場面で使用されている。ミルキーペコは青いリボン、青いオーバーオール、青い瞳が特徴。基本的にミルキーのみにデザインされている。ミルキーは不二家のロングセラー商品であることから、ミルキーブランドを確立させるため、ミルキーペコが存在する。ミルキーペコはデザインを大きく変えない方針だったが、2000年代に入って大改革があったという。
2000年代に入り、ミルキーの売り上げが伸び悩んでいたため、ミルキーペコのデザインを変えたという。2015年の秋にはミルキー十面相キャンペーンを実施。ミルキーを買うと当たるミニ缶で初めて表情が違うミルキーペコを登場させた。2018年にはミルキー百面相が登場。1年に2回は新しい表情を出していて、現在は50種類ほどのミルキーペコが登場。味や季節に合わせたミルキーペコも登場。デザインを変えたことで売り上げがアップし、ぺこちゃんの認知度も上がった。みんなでミルキーを食べて思い出を語り合った。7粒ミルキーのパッケージにはポコちゃんが登場。ミルキーは30~40代の女性がメインの購買層。
ペコちゃんのミルキー以外のキャラクタービジネスを取材。「ペコちゃんのほっぺ」は昨年30周年を迎えたロングセラー商品。人形焼以外でペコちゃんの洋菓子を作ろうという話になり、生地にペコちゃんの焼印を押して「ペコカスター」として販売。ペコちゃんの焼印だけで横ばいだった売り上げが20~30倍アップしたという。上垣アナが「ペコちゃんのほっぺ (カスタード)」を試食させてもらった。2023年まで焼菓子のパッケージは統一感がなく、ペコちゃんが全面に出たパッケージは贈答用として需要に繋げることが難しかった。ペコちゃんの舌をモチーフにした「スマイルマーク」にパッケージを統一することで誰でも手に取りやすい商品となり、売り上げがアップした。今話題となっているのは「milkyクリームドーナツ」。上垣アナが試食させてもらった。ペコちゃんmilkyドーナツ店舗で7月11日から発売される新商品「milkyクリームドーナツ(エスプレッソコーヒー味)」も特別に試食させてもらった。
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