- 出演者
- 上垣皓太朗
上垣アナがやって来たのは東銀座。銀座駅近くの交番(数寄屋橋交番)のデザインが好きと語った。模型に仮で刺したまち針がそのまま採用されたという。AKT秋田テレビでは4月日曜深夜に放送が始まり、上垣は「秋田のみなさん、こんばんは」と挨拶した。今回は今年アニメ化35周年を迎えた「ちびまる子ちゃん」の商品が最近なぜ急増したのか?を取材する。
オープニング映像。日本のキャラクタービジネス市場は2.6兆円。世界IP売り上げランキングTOP10には日本のキャラクターが5つ(1位:ポケットモンスター、2位:ハローキティ、6位:アンパンマン、8位:スーパーマリオ、9位:少年ジャンプ)もランクイン。世界・日本ともに需要が伸びているキャラクタービジネス業界を上垣皓太朗アナウンサーが調査する。
上垣アナがアニメ「ちびまる子ちゃん」を取材するため、日本アニメーションを訪れた。1975年に東京・多摩市で創業。世界名作劇場シリーズ、未来少年コナン、うっかりペネロペなど、150タイトル以上を制作。石川和子社長に「ちびまる子ちゃん」について聞いた。1974年の静岡県清水市(現 静岡市清水区)を舞台にした作品。小学3年生のまる子の家族や友だちとの日常を描く。原作者のさくらももこは清水市出身で自身の体験が元になっていて、アニメに登場する一部の生徒の名前は実在するという。第43話「まるちゃん 実験をする」は最高視聴率39.9%を記録し、歴代アニメ視聴率ランキング1位。原作コミックのシリーズ累計発行部数は3,500万部を突破。小学生だった平塚仁美取締役が創業者の祖父・本橋浩一さんに漫画「ちびまる子ちゃん」を読んでいると話したのがアニメ化のきっかけ。母である石川社長に漫画を禁止されていて友人の家で読んでいたという。「原作のシュールな作品が受け入れられるのか?」社内では懐疑的な意見も多かったが、1990年1月に第1話が放送された。その年の10月に最高視聴率を記録。予想をはるかに超える反響で「ちびまる子ちゃん」は一気に国民的キャラクターとなった。平塚さんはおじいちゃん子で、その関係はまる子と友蔵のようだったという。1990年に放送された第3話「生き物係のキザ野郎参上」の巻の一部を映像で紹介。当時はナレーションが辛辣だった。石川社長は最近のまる子は良い子すぎて、子どもっぽいまる子をもっと見せたいと語った。アニメーターが描いた「まる子にインタビューする上垣アナ」のイラストがプレゼントされた。
ちびまる子ちゃんのキャラクタービジネスについて、日本アニメーション・ライセンス事業部の中山さん&内田さんに話を聞いた。国内では食品・飲料などに加え、ケーズデンキのCMキャラクターになっている。中国・台湾など海外にも展開している。まずはグッズ展開について聞いた。世代・性別・地域を問わず認知度が高いため、幅広いキャラクタービジネスができるという。グッズは年間200商品ほど発売。今まで発売したグッズは把握し切れないほどの数になるという。特徴は家庭向けのグッズが多い。最近のヒット商品は「90’s Chibi Maruko Chan」。1990~92年に放送した1期の場面写真を使ったグッズ。発売から2~3日で売り切れてしまったという。個性的なキャラクターがいるので、まる子以外のグッズも豊富にある。初亀醸造の日本酒は、酒好きなまる子の父・ひろしとコラボ。初亀醸造は原作者・さくらももこ先生が愛した酒造メーカーだった。数十秒で完売したという。ラベルのデザインは富士山に登る亀&太陽だが、まる子の輪郭・ほっぺのように見える。中山さんが思い入れのある商品は「永沢くんなりきりサウナハット」(発売日未定)。上垣アナがかぶらせてもらった。はまじグッズはあまりないという。
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続いてキャンペーン展開について聞いた。創研学院(教育)、UCC上島珈琲(食)、ユニクロ(ファッション)など様々な企業とコラボ。ほぼ毎日オファーが来るという。現在テレビCMは5社と契約。人気・信頼度が高く、企業が安心して起用できると分析している。花輪くんはアラミックのシャワーヘッドの広告に登場。企業タイアップではキャラクターの特徴にあった商品を掛け合わせる。
最後は海外展開について平塚取締役に聞いた。1994年から台湾を皮切りに放送がスタート。これまで60以上の国と地域で放送・配信されている。特に中国で大人気。モールイベントに登場したり、マクドナルドにコラボメニューが登場した。中国で人気になっているゼンマイ仕掛けのグッズを紹介してくれた。中国ではユーモアたっぷりのまる子が人気だという。中国から要望があり、日本アニメーションが監修する。
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