- 出演者
- 上垣皓太朗
オープニング映像。日本のキャラクタービジネス市場は2.6兆円。世界IP売り上げランキングTOP10には日本のキャラクターが5つ(1位:ポケットモンスター、2位:ハローキティ、6位:アンパンマン、8位:スーパーマリオ、9位:少年ジャンプ)もランクイン。世界・日本ともに需要が伸びているキャラクタービジネス業界を上垣皓太朗アナウンサーが調査する。
前回は東映アニメーションでゲゲゲの鬼太郎の歴史を学んだ。今回は作者・水木しげるが50年以上暮らした東京・調布を取材する。上垣アナがかつて調布町・調布村・調布村と3つあり、調布町が現在の調布になり、調布村の1つが田園調布になったと紹介した。
上垣アナが「ゲゲゲの鬼太郎」生誕の地・調布を取材。天神通り商店街にある「鬼太郎茶屋」を訪れた。商店街にはあちらこちらに鬼太郎のキャラクターたちがいた。「鬼太郎茶屋」では鬼太郎がはいている下駄、目玉おやじグッズなど様々なグッズが販売されていた。マネージャー・金城史朗さん(44歳)に話を聞いた。「鬼太郎茶屋」を運営する株式会社きさらぎは水木先生の故郷・鳥取県境港市に本社を構え、その縁で鬼太郎グッズの販売・開発を手がける。金城さんの名刺には「妖怪検定 中級」と書いてあった。境港市が主催する妖怪の知識を試すご当地試験。上級試験は論文試験で難しいという。商店街の先には「布多天神社」があり、神社の裏の森に鬼太郎が住んでいる設定で、アニメ6期ではオープニング映像でも登場した。水木先生の命日である11月30日付近に「ゲゲゲ忌」を開催。過去作品の上映会やトークイベントが行われる。スタンプラリーは毎年大盛況だという。「鬼太郎茶屋」は鬼太郎関連商品を中心に水木作品のキャラグッズを販売。テイクアウトの妖怪グルメ商品も展開。2003年~2024年は深大寺の参道で営業していたが、昨年11月20日に天神通り商店街に移転した。移転前の店には水木先生も訪れているという。
鬼太郎茶屋で販売しているグッズについて権田店長に話を聞いた。一番人気はスーパーボールのガチャガチャ。キャラクターは7種類で1回200円。幅広い世代に安定して人気だという。目玉おやじは茶碗verと下駄verの2種類ある。上垣アナが引いてみると目玉おやじ下駄verが出た。ケロリン桶も人気。ゲゲゲの鬼太郎verと河童の三平verの2種類ある。ケロリン桶が様々なキャラクターとコラボしているのを知り、ゲゲゲの鬼太郎のコラボを打診した。周年記念アイテムなどの開発の際は従業員に向けて新商品に関するアンケートを行う場合もあり、スタッフの熱意があればマイナーなキャラクターのグッズも作成する。「鬼太郎ちゃんちゃんこ」は水木先生が遊びに来た際に着用して散歩したという。上垣アナも着てみた。金城さんが開発に関わったアクスタを見せてくれた。イラストは水木先生が描いており、マンガに登場した鬼太郎茶屋をグッズ化した。金城さんも作品内に「銀城」として登場している。権田店長は「紺田」として登場。「カフェオレマグ 一反もめん」は陶器店で真っ白の状態のマグカップを発見した社員が形を見て一反もめんを連想して商品化した。日常のあらゆる事象から妖怪を探し、商品化することを常に模索している。どんなものでも妖怪に関連付けて楽しく商品化を進めているという。
上垣アナが鬼太郎茶屋を取材。お客様にゲゲゲの鬼太郎の魅力を聞いた。
きさらぎ代表取締役社長の木村光哉さん(49歳)に話を聞いた。本社のある鳥取に水木しげるロードが誕生したのがきっかけとなり、お土産になるグッズの開発・販売を始めた。最初のグッズは使い切りカメラだった。スタッフも作品のファンなのでファンのニーズを的確に把握できるという。ニッチな需要に刺さる商品とスタンダードな商品のバランスが難しいが、専門のキャラショップならではのニッチな商品も積極的に開発している。ホビーショップなどへの販路拡大のきっかけとなった「妖怪フィギュアコレクション」は108種類の妖怪がラインナップ。生前の水木先生も色々と意見を出してくれたという。鬼太郎茶屋は調布駅近くに移転してから外国人客も増加中。外国人向けに商品をチューニングせず、日本らしい商品展開で勝負している。移転前はイートインスペースもあったので、この店でも喫茶店をやりたいという。
鬼太郎茶屋はテイクアウトメニューを提供中。上垣アナが人気メニュー3品を試食した。「目玉のおやじまん」は生地に豆腐と黒豆きな粉をブレンドし芳醇な香り。花粉症の上垣でも分かるくらい豊かな香りだという。「ソフトクリーム 牛乳」は鳥取県産の白バラ牛乳を使用した濃厚な味わい。「ゲゲゲラテ」は鳥取県・大山の湧水と鳥取県産の白バラ牛乳を使用している。
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