- 出演者
- 上垣皓太朗
上垣アナがやって来たのは目黒。目黒寄生虫館はデートと思われる方がたくさん来ていたのが印象的と語った。YouTubeで大人気のキャラクター「クマーバ」を取材する。
オープニング映像。日本のキャラクタービジネス市場は2.6兆円。世界IP売り上げランキングTOP10には日本のキャラクターが5つ(1位:ポケットモンスター、2位:ハローキティ、6位:アンパンマン、8位:スーパーマリオ、9位:少年ジャンプ)もランクイン。世界・日本ともに需要が伸びているキャラクタービジネス業界を上垣皓太朗アナウンサーが調査する。
上垣アナが株式会社Kumarbaを訪問。代表取締役社長の樋渡昇一郎さん(39歳)に話を聞いた。KumarbaはYouTubeで大人気のキャラクター「クマーバ」を開発・プロデュース。ローソン・Amazonなどの企業、東京都・熊本県などの自治体ともコラボ。フジテレビだと「チャギントン」とYouTube・テレビでコラボを展開した。クマーバのターゲットは0~6歳の未就学児。子どもたちに寄り添うキャラクターになって欲しいと考えており、クマーバは5歳の男の子。樋渡さんが親会社「アカツキ」に所属していた2018年にオリジナルIPプロジェクトを立ち上げ。当時の月間再生ランキングTOP10のうち4つがキッズ向け。再生回数世界一の童謡は「Baby Shark」で、Pinkfongという3Dキャラクターが歌って踊るチャンネルがあった。3DCGキャラクターが歌って踊るキッズ向けチャンネルが日本になかったので始めようと思ったという。クマーバのデザインは東京オリンピックのマスコットを描いた谷口亮さんに依頼した。3つあった当初のデザイン案を紹介。未就学児にアンケート調査したところ、どれもあまり変わらなかったが、親に評判が良かったA案を採用。YouTubeの画面映えを意識して黄色に変更し令和元年5月1日に誕生した。当初は人気がなかったが、「パプリカ」の歌・ダンス動画で人気に火がついた。子どもたちはクマーバの真似をして何度も繰り返し見るので「歌・ダンス動画」は伸びるという。誕生から半年でキャラクタービジネスが急展開し、誕生から1年後に株式会社Kumarbaが設立された。現在は月間再生数1600万回・総再生回数9.5億回。ユニバーサルミュージックとオリジナルソングを制作。地上波のテレビアニメも放送されるなど、YouTube以外にも活躍の場を広げている。
上垣アナがクマーバの制作現場を見学。チーフディレクターの川島さん(35歳)が説明してくれた。センサーで読み取った人の動きをキャラクターへ反映させる「モーションキャプチャ」を利用しているので、クマーバのカテゴリーはVTuberになる。人の動きを読み込むモーションキャプチャの方がアニメーションより動画の生産性が高く、週3本のアニメーション動画をアップできている。クマーバチャンネルは歌・ダンス動画で人気に火がついたが、子ども目線で遊ぶ「おもちゃ動画」、子どもたちの知識を育む「知育系動画」もやっている。歌・ダンス動画は0~2歳、おもちゃ・知育系動画は2歳以上が観る傾向だという。川島さんが3つのこだわりを教えてくれた。(1)季節感を持たせる。5月なら「こいのぼり」。季節に合わせた動画は検索されやすく観られる傾向がある。(2)子どもに見せる。3歳の息子に見せて、リアクションで動画の良し悪しを判断する。(3)投稿時間。どの動画も16時に投稿する。16時投稿の動画に子どもが夢中な間、親は家事がしやすくなる。
モーションキャプチャ担当の柳澤麗さんが実際の動きを見せてくれた。これまでに5人ぐらいがクマーバの動きを担当しており、初期の頃は樋渡社長もやっていた。2等身のキャラクターの可愛さを意識すれば、誰でもクマーバになれるという。上垣アナもモーションキャプチャを体験。「おにのパンツ」でダンスに挑戦した。
アニメ放送15周年を迎えた「チャギントン」のアンバサダーに原因は自分にある。が就任。エンディングソングになっている「カラフるワンダフル」のMV、メンバーからのメッセージを紹介した。
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