ここまで、07年放送「NHKスペシャル にっぽん家族の肖像 母と子 悲しみの淵から」を再放送。スタジオゲストの助川さんは2013年にハンセン病を題材にした小説「あん」を出版。きっかけは若い人が「生きる意味は社会に役立つため」「役に立たない人間は生きている意味がない」と言っているのを聞いたこと。反論できないことを悔やみ、「どんな人にも生きる意味はない」ということを書こうと思った。以来ハンセン病について勉強し何度も絶望を経験。旧優生保護法は24年に違憲とされ、被害者への補償が始まったのは25年以降。差別を恐れ補償を申請できないという人も。患者の高齢化も進んでいる。助川さんは「差別の構造を見るべき」と話す。
