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「あゝ大津島 碧き海」 のテレビ露出情報

山口県周南市の離島・大津島には、かつて人間魚雷「回天」の訓練基地があった。回天は、兵士が魚雷を操縦し、敵艦などに体当りする特攻兵器。約1.5トンの爆薬とともに、全速力で敵艦に突っ込む。1年弱の作戦で、搭乗員106人が死亡した。平均年齢は、20.9歳だった。当時、基地の近くに住み、訓練などの様子を見てきた田中さんは、教員になり、独自に回天について調べ資料にまとめるなかで、教育の恐ろしさを痛感したという。先月、東京で行われていたのは、回天をテーマにした舞台の稽古。役者は全員、戦争を経験していないが、芝居を通し回天の歴史と接し、次の世代にこの事実を伝えていこうという思いも生まれた。今月、舞台が周南市で上演された。回天の故障により出撃できなかった男性が当時を振り返り、海に散った若者たちの心情を描いている。戦争を知らない世代が芝居を通して、戦争の悲惨さを伝えた。戦争を繰り返してはならないという思いは、次の世代にも確実に引き継がれている。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月4日放送 14:05 - 14:50 NHK総合
列島ニュース山口局 昼のニュース
“人間魚雷”「回天」をテーマにした舞台「あゝ大津島 碧き海」が戦後80年になる今年、周南市で7年ぶりに上演され、会場には約950人が訪れた。舞台は思い悩んだ末に特攻を志願した若者たちが幸せに過ごす日常から戦局の悪化とともに死に向かっていく姿を描いている。このうち訓練に励むシーンでは足を伸ばすことも難しい狭い操縦席で複雑な発進手順を必死に学ぶ様子に加え、訓練中[…続きを読む]

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