先ほど発表された全国のインフルエンザ患者数は、前の週から倍以上に急増。東京都でも患者数が前の週の倍を超えて「注意報レベル」になった。きのう都内のクリニックでは、取材中に発熱などの症状で診察を受けた患者7人のうち5人がインフルエンザだった。今年のインフルエンザの特徴「胃の不快感・吐き気」「大人の感染が流行」「“急増型”ウイルス」。取材中、インフルエンザと診断された患者は全員が大人。コロナが明けて国内外の人の動きが広まっていることが要因ではないかとみられている。8割以上が「pdm09型」のインフルエンザA型にり患。これは2009年に世界的に大流行した新型インフルエンザのウイルス。いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長によると、特徴は感染力が強いということで、急激に広がり大流行にも注意が必要。インフルエンザの感染対策は、基本的な感染対策のほかに「ウイルスを落とすため帰宅後すぐに入浴」「免疫力が低下するため歯周病菌を増やさない」。
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