都内の病院で診察を受けていたのは、13歳の女子中学生。検査の結果は「水ぼうそう」。彼女が通う中学校のクラスでは、8人が水ぼうそうに感染しているという。乳幼児の感染が多い水ぼうそうだが、医師によると感染者の年齢が上がっているとのこと。2014年から始まった子どもへの水ぼうそうワクチンの定期接種が影響しているのではないかと指摘。水ぼうそうにかからずに成長し、ワクチンの効果が弱まったタイミングで感染するケースが増えているという。今月11日までの1週間で報告された、水ぼうそうの患者数は1医療機関当たり1.43人と国の注意報基準を大きく上回った。埼玉県は14日、初の「流行注意報」を発令。水ぼうそうと帯状疱疹は同じウイルスが原因。帯状疱疹は、幅広い世代で増加傾向にある。感染している人が身近にいた場合、マスク・うがい・手洗いを徹底する必要があると医師は話した。
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