2月12日に両国国技館で世界最大規模の相撲大会「第14回白鵬杯」が行われた。中学生の部には約300名(海外選手含む)が出場し、トーナメント方式で世界一を争った。豊田倫之亮は予選4試合を圧勝し、16名で争う決勝トーナメントに進出。ベスト8をかけた試合の相手は全国5位の経験がある春日井雅大。引き落としで敗れてしまった。泣いて悔しがる倫之亮に母は「3年間お疲れさまでした。すごく頑張った」と声をかけた。翌日、治療のため鹿児島へ戻る母へ倫之亮は寮生みんなが書いた寄せ書きをプレゼントした。倫之亮は3月13日に中学3年間を過ごした寮を出た。永井監督とは涙の別れとなった。4月になり、倫之亮は相撲部の名門・鳥取城北高校へ入学し、新たなスタートを切った。
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