カプセルトイ累計50万個を販売し約2億円を稼ぐものもあるという。アメリカ生まれのカプセルトイは2024年には月700種類がリリースされていた。日本ガチャガチャ協会の小野尾勝彦氏は回す楽しさ何が出るか分からないワクワク感があるのではないかと話した。200台が会場には用意されていたが、特に人気なのは飼い猫の毛を入れて持ち運べる「うちの子のけだまだま」というシリーズだった。1回400円だがこれまでに50万個を売り上げたという。また、「運命のコイン」というシリーズも累計40万個を売り上げ「我慢」↔「食べちゃう」といった対義語が描かれている。カプセルトイの流行は1983年から1億8000万個を売り上げたキン肉マンの「キンケシ」を筆頭に、1985年のウルトラマンなども流行した。注目を集めたのは2012年の「コップのフチ子」シリーズでこちらも累計2000万個以上販売された。そして、第4次は2017年から続いているとみられ大人の女性も手に取りやすいアイテムが増えている。ケーツーステーションは40%をデンプン・60%をパルプで作ることで自然に分解されるカプセル「ecoポン」を開発し海洋プラスチック問題の解決に努めているが、依頼を出したのはビッくらポン!を楽しむことができるくら寿司だったという。このecoポンは自然に分解されることから山火事が問題となっているアルバニアでは肥料と種を詰めてドローンでまくことで植樹を行うなど、様々な用途が注目されている。