妻が精神疾患を患っているという男性を取材。妻は気分が落ち込む鬱状態と興奮する躁状態を繰り返す双極症を患っている。妻の症状が現れ始めたのは学生時代で生活環境が変わった頃。男性と出会ったときは症状が軽かったという。症状が悪化したのは出産後の育児のストレスがかかる時期。男性は自らも鬱状態となり、1か月間休職を余儀なくされた。患者の家族への取材を進めると、周囲に助けを求めづらいという実情がみえてきた。患者や家族をどう支えるのか。今注目されているのが精神科の訪問看護。看護師が体調・精神状態の確認、服薬の管理などを定期的に行っている。