この週末、お台場の一角に集まっていたのは様々な仮装に身を包んだ人たち。一足先にハロウィーンのパーティーが行われていた。ハロウィーンといえば、自治体からは「来ないで」という声が相次いでいる。イマーシブフォート東京・柚木隆太CMOは「東京でハロウィーンを楽しめる場所がない状態になっている。新たな聖地を目指したい」と話す。今年3月にオープンしたばかりのイマーシブフォート東京。約3万平方メートルの施設の中には西洋風の街並みが再現されていて仮装して歩き回るにはピッタリの空間。中央の広場では定期的にライブイベントを実施。根底にあるのは「どうすれば騒げるか」。ハロウィーン当日は夜の営業時間を大幅に延長する他、仕事や学校帰りにも行けるように午後6時以降は通常の半額以下で入れるパスも用意。渋谷や新宿と違って入場料が必要だが、だからこそ安全なハロウィーンが実現できるという。