FDA(米国食品医薬品局)は15日、「『赤色3号』と呼ばれる合成着色料を食品や薬剤に使用することを禁止する」と発表した。食品については2027年1月、薬剤については2028年1月までに使用をやめるよう指示している。FDAによると、赤色3号は動物にがんを引き起こすという研究結果が出ているということだが、人間への影響は確認できていない。米国ではケーキ、キャンディー、せき止めシロップなどに広く使われている赤色3号。日本では食品への使用が許可されていて、かまぼこなど練り物の一部、菓子類、野菜の漬物などで使われているという。