自動車部品メーカーのNOKが、新しい企業ロゴを発表した。NOKは、グループで世界92社、事業ごとに統一した5つのロゴを作成している。NOKは、オイルが漏れないようにする部品「オイルシール」のシェアが、国内で7割、海外で5割となっており、売上高は年間7000億円を超える。NOKがロゴ作成を依頼したのはクリエイティブディレクターの佐藤可士和さんで、これまでユニクロやくら寿司などのロゴをデザインしてきた。NOKは、今後市場がバッテリーEVに切り替わりオイルシールの採用が減ることに危機感を抱いており、その技術を自動車以外の分野に拡大したいと考えているという。