市民サービスの向上を図ろうと、高知市と生協は配送の担当者が高齢者の見守り活動を行うことなどを盛り込んだ協定を結ぶことになり、締結式が行われた。高知市役所で行われた締結式には高知市の桑名市長と、こうち生活協同組合・佐竹一夫理事長が出席した。協定では生協の配送の担当者が高齢者の見守りを行う中で異常があった場合は、市などに報告するほか認知症サポーターを養成する講座の受講を職員に促し認知症への理解を進めるとしている。このほか宅配のカタログに地元企業の商品を掲載したり、運営するスーパーマーケットで地場産品を販売する特設の売り場を設けたりして地産地消も推し進めることにしている。