こども家庭庁によると、昨年度に全国の児童相談所が虐待の相談を対応した数は、速報値で21万9170件だった。前年度より約1万件増え、過去最多を更新した。調査を開始した1990年以降、32年連続での増加となっている。特に子どもの目の前で家族に暴力をふるうなど、心理的虐待に関する相談が増加傾向にあり、全体の6割ほどを占めている。また虐待を防ぐ意識の高まりから、警察などが児童相談所に通告する件数も増えているという。
© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.