こども家庭庁は今年7月、15歳〜39歳の未婚の男女1万8000人と、既婚の男女2000人の計2万人を対象に、インターネットでアンケート調査を行った。この中で未婚の人に結婚相手を見つけることについてどのような意識があるか尋ねたところ、「見つけたくても具体的に何をすればいいか分からない」と答えた人が67%、「自分に自信がなく、何か行動したところで見つけられると思えない」と答えた人が66%に上った。同じ質問を既婚の人に結婚する前の意識として尋ねたところ、それぞれ57%と49%で、いずれも10ポイント以上の差があった。今回の結果について、こども家庭庁は「自治体が行う結婚相談事業などが十分に知られていないことが背景にある」と分析していて、今後、周知を図るなど取り組みを強化することにしている。