2020年8月、大阪・関西万博の公式ロゴマークが発表されたが、当初は「気持ち悪い」などと言われていた。2022年3月、ロゴマークをモチーフとしたキャラクター「ミャクミャク」が発表された。資材高騰で会場建築費が膨らみ、工期の遅れなどが予想され、万博の開催自体が疑問視され、ミャクミャクのライセンスを管理する「マスターライセンスオフィス」はミャクミャクを愛されるよう立体化してデザインした。ミャクミャクは大人気となり、連日イベントなどに登場している。万博内にある「ミャクミャクHOUSE」では、記念撮影のため、朝から長蛇の列ができているという。ミャクミャクは、35億年以上前に生まれた細胞で、人間に憧れ二足歩行を真似したというストーリーがある。だが、色や形に決められた設定はなく、自由にデザインができるという。万博の一般来場者は累計約1962万人で、来月13日に閉幕予定。ミャクミャクモニュメントは、年明け以降、万博記念公園内に設置される予定。