備蓄米は引き渡し作業などが追いつかず、申し込みがった30万tのうち、販売されたのはわずか3割程度となっている。今月いっぱいを販売期限としていた中、小売店などの状況を受け昨日、農水省は来月以降の販売も認める方針を固めた。備蓄米販売後、値下がリ傾向にあったスーパーのコメ平均価格。一方で銘柄米は備蓄米放出後も高止まり状態が続いている。宮城大学・大泉名誉教授によると、備蓄米の販売を延長しても値崩れはしないと判断したのではないかなどと指摘。今後については備蓄米の販売が終わった時に銘柄米がさらに高騰する可能性があるという。