来年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」は戦国時代を舞台に兄弟の強い絆で天下統一を成し遂げるまでを「天下一の補佐役」と称された秀長の目線で描く。撮影は山形県・寒河江市にある「慈恩寺」の境内で始まった。このなかで織田信長に「足軽」として使われ始めた兄の秀吉から秀長が「一緒に侍になろう」と声をかけられるシーンが撮影された。豊臣秀長役の仲野太賀さんは「ドキドキ・ワクワクしながらきのうは若干眠れず過ごしたが、山形の美しいロケーションの中で大河ドラマが始まるというのが胸がいっぱい。」、秀長役の池松壮亮さんは「兄弟が貧しいところから駆け上がっていくような物語になっている。みんなが元気が出るようなものにしていけたらなんと思っている。」などと話した。慈恩寺は本堂やいくつかの仏像が国の重要文化財に指定されている観光地でもある。「慈恩寺テラス」という慈恩寺を説明する施設もできた。ドラマは来年1月放送予定。