奥田民生さんは1987年にバンド「ユニコーン」でデビュー。80年代後半のバンドブームを牽引した。1993年にバンド解散、奥田さんは休養を宣言し音楽活動を離れる。1年後、奥田さんはソロアーティストとしてのキャリアを歩み始める。ユニコーン時代とは一味違うスタイルでミリオンヒットを記録、その後もヒット曲を連発した。復帰のきっかけは井上陽水さん、2人での楽曲制作で意欲を取り戻した奥田さん。ライブでも新境地を開き、1998年に弾き語りツアーを敢行。さらに2010年にはレコーディングツアーを行い、楽曲制作の裏側まで披露。今年ソロ30周年を迎える。奥田さんは自然体のスタイルで異彩を放ち続ける。奥田さんはユニコーン時代に関して「世の中に応じた動き」と語り、当時のバンドブームで大人しくしているわけにはいかなかったという。またソロ活動に関して本当はもっと休みたかったが将来の不安から楽曲を制作したという。