わが国・日本の世界に誇るすばる望遠鏡のヒミツに迫った。すばる望遠鏡があるのはハワイ島の標高4207mのマウナケア山頂。標高が高いため街の明かりが届かず、星の光を弱めてしまう大気も薄め。天体観測に最も適した場所といわれている。そのため、世界各国がこぞって天文台を設置。11基の望遠鏡が密集している。そんな場所で日本代表として活躍するのがすばる望遠鏡。高さ22m・重さ55tとその大きさは世界最大級。建設費用は400億円。数々の偉業を達成しており、2006年発見当時では最も遠い128億光年先の銀河を世界で初めて発見。2013年には第二の木星と呼ばれる太陽系外の惑星を捉えることに世界で初めて成功した。