コメの高騰を押さえられるのか、政権の命運をかけた会議が官邸で行われた。石破総理は「短期と中長期の対応策を検討することを進めて下さい」とコメント。目的はコメ高騰の原因究明。今月2日、参院予算委員会で小泉農水大臣は農水省の誤りを一部認めた。令和のコメ騒動について坂本哲志農水大臣(当時)は「新米が順次供給され、円滑なコメの流通が進めば一定の価格水準に落ち着いてくる」と備蓄米の放出に否定的だった。その後も価格は上がり続け、年明けには5キロ4000円を突破。それでも江藤拓農水大臣(当時)は「コメはある」と転売目的でコメが消えたと主張。2月に備蓄米を放出したものの、価格は下がらなかった。ギフライス・恩田喜弘代表取締役は「需要と供給のバランスが大きく崩れたのが要因」とコメント。コメの生産量は2021年から3年連続で需要を下回った。夢田ファーム・海老澤信之さんは「国の減反制度を見直すべき」とコメント。