続いてやってきたのは長崎港。長崎出島ワーフは日本とオランダの交流400周年を記念して2000年にベイエリアにオープンした複合施設となっていて、海鮮丼の店などがあるが久本さんが足を運んだのは出島太田製麺所。140余りの島々で構成される五島列島グルメ「五島うどん」が食べたいのだといい、上五島は29の教会があり世界遺産に登録された場所もある観光名所となっている。名前は上五島の太田製麺所にあやかったという。厳選した小麦粉と五島灘でとれた塩を練り上げ、渦巻き状にしながら伸ばしたら五島の特産である椿油をぬってくっつかないようにするのがポイントとなっていて、箱の中でじっくり熟成させたら手作業でのばしていきくっつかないように箸を入れて乾燥させていくなど、2日かけて完成となるのだという。出島太田製麺所ではうどんを沸騰した鍋の中のお湯で7分茹でたら、温かいあごだしと卵にあごだしめんつゆをかけた2つのつゆで味わっていく。あごだしのスープと長崎県の諫美豚などを合わせた「長崎しっぽくうどん」も楽しむことができる。