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「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」 のテレビ露出情報

インターネットは手軽に情報にたどり着ける。読書をノイズと感じる人もいる。SNSなど短い動画に慣れていくと、自分の知っている範囲のことだけを楽しむような情報環境になる怖さはあるという。本離れが起きていくと世代やバックグラウンドが違う人とか、自分にとって心地よくない意見を受け入れづらくなってしまうとのこと。知らない世界や異なるものへの想像力を養い、多様性、普遍的な価値観を養う読書。専制的な権力は書物を危険と見なし排除しようとしてきた。ナチスドイツが反ナチス的な本を燃やす焚書事件が起きた。中国では文化大革命で作家・知識人への弾圧が起きた。戦前戦中の日本でも、発禁処分などが行われてきた。近年、アメリカでも、人権や人種問題の本が、教育現場から排除されている。危険とされた思想や不都合な真実を記した本を手にとることが許されなかった一般市民。いまや私たち自身が自ら本を手に取らなくなっている。日本ペンクラブの山田健太副会長は、戦争を止める、平和を維持する、貧困をなくす、そのためには知というもの、知識を高めていくという必要があるという。それを文化として継承していく必要がある。反知性主義という言葉がいま非常に力を持っている。複雑なことを考えなくなっている。他者のことを知る必要がないと思っているから対話しないという。この対話のなさが読書なき社会の負の側面のひとつになっている。社会全体が考える時間が必要になっている。そのための読書だ。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月24日放送 8:00 - 9:54 TBS
サンデーモーニング風をよむ
読書をめぐって変化が起きている。夏休み宿題フェスティバルが開かれている。大勢の子どもたちが訪れている。読書感想文の宿題代行サービスがある。毎年20-30件の依頼があり、400字詰め用紙1枚3000円ほど。依頼者の8割は受験を控えた子どもを持つ保護者。塾の夏期講習の宿題や課題で、学校の宿題までは手が回らないとのこと。大人たちも読書から遠ざかっている。去年文化庁[…続きを読む]

2025年7月5日放送 11:55 - 13:30 日本テレビ
サタデーLIVE ニュース ジグザグジグザグ考論
テーマ「止まらない値上げなぜ?」。ゲストのスーパー「アキダイ」社長・秋葉弘道を紹介した。7月、飲食料品の値上げは2105品目と前年比5倍に増加(帝国データバンクより)。秋葉社長が「価格への関心が高い。自分たちの生活を守ろうという悲痛の叫び」、後藤達也が「人手不足で人件費も高い。輸送コストも高い。値上げの勢いは去年よりやわらぐかもしれないが上がり続ける状況が続[…続きを読む]

2025年4月1日放送 23:00 - 23:56 TBS
news23work23
三宅香帆が提唱しているのが「半身社会」。「全身全霊で働く」の対義語になる考え方で、副業や家族時間などを充実させる働き方だという。真山は「経営者と働き側が根本的に何が足りないのか考える必要がある」などとコメント。また、総実労働時間を減らすには上司が早く帰るべき、などと話した。

2025年3月30日放送 7:30 - 10:25 日本テレビ
シューイチ(オープニング)
オープニングトーク。初出演の三宅さんは新書大賞を受賞。「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」が人気。三宅さんは「働いていると本が読めないという声をすごく聞いていて、なぜなのかを日本人の労働と読書の歴史から紐解くという新書になっています」などと話した。

2025年3月29日放送 2:08 - 2:38 テレビ東京
池上彰がいま話を聞きたい30人(池上彰がいま話を聞きたい30人)
池上彰が文芸評論家の三宅香帆と対談。高知県出身、京都大学文学部から大学院へ進み万葉集を研究しながら、書店で店長として勤務していたという三宅。その後、リクルートに就職するが数年で退社、理由は”本を読む時間がなくなったから”その思いから、「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」を執筆。自らを”文芸オタク”と称する三宅からどんな話が聞けるのか。
三宅の著書「なぜ[…続きを読む]

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