歌舞伎俳優・十三代目・市川團十郎さんは伝統を受け継ぎつつ、新しいものを生み出す中で大切にしている言葉は「愛」。市川團十郎さんは「家族、先祖、歌舞伎仲間に対し、愛がないとダメだと感じている。子供たちと接し、お腹いっぱいという言葉は愛のカケラだと感じる。妻・麻央が亡くなってから時間は経過したが、息子、娘にとっては母親。子供たちの成長を私の代わりに見ていてくれるかなと思ってしまう。自分自身が幼い頃、親からの愛を分かっていたかというと、意外と分かっていない。2013年、父が旅立った時、團十郎としてだけではなく、父親として子供、家族として過ごしてくれた時間などを感じた」とコメント。名前と共に親の愛を受け継いだ。いま子供たちと叶えたい目標は、子供がのびのびと笑顔でいられるような父親でいられること。あまり期待していないと語りつつも、孫の顔は見たいと語った。