ネギやダイコンなどの野菜の価格が高騰している。白菜は、平年比で237%、キャベツは、138%値上がりしている。都内のスーパーでは、白菜4分の1カットで278円となっている。3月半ばには、約200円だったという。キャベツは、1玉321円だった。別の店では、ものが良くないことから、白菜の仕入れをやめているという。5000個のキャベツを栽培する神奈川県横須賀市の農園では、ことしは、3月に寒い日が続き、成長が止まってしまい、4月になっても収穫出来ない状態だという。春きゃべつの収穫が数週間遅れると、畑のスケジュールが崩れ、先が見通せなくなるという。農水省は、暖冬で、生育・出荷が進んだ後、2月下旬以降の低温で、生育が遅れる傾向にあり、出荷量が減少して高値になっているとしている。アキダイの秋葉社長は、1~2週間経てば、出回りが増え、値段が下がるなどとした。農水省は、4月後半の出荷数や価格などは、平年並みで推移する見込みだという。