今月に入り各地でご当地サーモンの水揚げが始まっている。青森サーモンは、程よく身がしまっていて上質な脂の乗りが特徴。長野は陸上養殖でご当地サーモンを養殖。水産研究・教育機構によると、ご当地サーモンとは養殖されたサケ科の魚類。サケは、海などで漁獲された天然のサケ科の魚類。サーモンは管理された環境でエサを与えられて育つため、寄生虫の心配が少ないため生食できる。全国にあるご当地サーモンは147箇所もある。ご当地サーモンの中でもエサが違う。エサがとっても変わってるものを紹介。北海道の薬膳サーモンは、サーモンに薬膳を与えている。独特な臭みがなくなりクセのない味わいになるという。栃木では、いちごをエサに混ぜているという「うつのみやストロベリーサーモン」。餃子に次ぐ新たな名物を目指している。兵庫の「神戸元気サーモン」「神戸須磨サーモン」は、地元の日本酒を作る時にでる酒粕を与えている。サーモンを打ち出すのもそうだが、元々その地域の名産だったものをサーモンに与えることによって、元々の土地の名産もアピールすることもできるという。青森「青い森紅サーモン」のエサに、リンゴとニンニクを混ぜ込んでいる。横浜市にあるイタリアンの店に届いた青い森紅サーモン。塩と砂糖で下ごしらえされたものをスタッフが試食。ご当地サーモンが拡大した理由について、北海道大学の清水教授によると、サーモンの需要が大きいことが1つ。地域おこしのためというのも背景にあるという。サーモンのおいしい見分け方は、鮮度が良いものは身にある白い筋の間に、さらに細かいサシが入っているもの。